徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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白鷺館アニメ棟

近畿の山城と美術館で駆け巡る

おごと温泉の高級ホテルでゆったりと

 この週末は琵琶湖方面に繰り出すことにした。目的は佐川美術館で開催される「織部展」。これにこの地域で未訪問のまま残っている水口城の視察を絡めることにした。と言ってもこれだけだとわざわざ三連休に実行するまでもないこと。どうせだから奈良まで長駆して、奈良地区の未訪問城郭の見学まで引っ付けてプランができあがった。

 さて出発は金曜の夕方。仕事を早めに終えると、渋滞を警戒しつつ高速を突っ走る。なお当初プランでは今日は瀬田近辺の安宿に宿泊するつもりだったのだが、じゃらんが例の地域振興がらみの宿泊補助券をばらまいていたので、それならいっそのことそれを使って豪華に宿泊しようとプランを切り替えることにした。安倍内閣の人気取り税金バラマキに乗っかろうということである。奴らは税金を勝手に懐に入れておいしい思いばかりしているのだから、私も税金を使ったところでバチも当たるまい。そう言えば自民党とのパイプを散々悪用していた堤義明は、常々「税金は払うものではなくて使わせるものだ」と言っていたとか。

 この界隈で温泉はということで、結局はおごと温泉でホテルを変えて二泊することに相成った。初日の宿泊ホテルは、つい先月にも宿泊した雄山荘。別にこのホテルが気に入ったからというわけでもなく(かと言って悪いホテルではない)、チケット対象ホテルで今日空いていたのがここしかなかったため。なお前回の宿泊では貧乏シングルだったが、今回は露天風呂付きの豪華客室のシングルプランである。建物は「エグゼクティブ山野草」と書いてある。エグゼクティブとはプロレタリアートの私には非常に不似合いな言葉である。なお昔からこう呼ばれる輩にろくな輩はいないのは私の経験則。

 部屋はやや古さを感じるが非常に豪華。そして小さいながらも露天風呂付き。正規の料金だったら永久に泊まることはないだろうという部屋である(実のところは半額でも私にとっては思い切った出費だ)。部屋に入ると夕食前にとりあえず入浴。

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二間続きの居室

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風景も見える

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そして露天風呂付き

 一人用の浴槽におごと温泉のヌルヌルした湯をタップリと注ぎ込む。実に快適である。大浴場も嫌いではないが、やはりこういう自分のテンポで好きに入浴できる風呂はくつろげる。

 

 

夕食は豪華な会席

 入浴して一息付くと夕食へ。夕食は前回の時と同じレストランである。メニューは前回とは全く違う内容だが、あちこちに松茸が入っているのは相変わらず。

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会席膳である

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先付に前菜など

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陶板焼きに松茸が

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せいろ蒸しにも松茸

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蕎麦

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ご飯と味噌汁

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お鍋にも松茸

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そしてフルーツ

 

 

高級ホテルでの夜はマッタリと暮れていく

 夕食を終えると部屋に戻って再び入浴してマッタリ。8時から民話のアニメの放映があるというのでホールへ。お題は3つ。弁天様とナマズの話に豆ダヌキの話、そして鼻が伸びる太鼓の話だが、最後の話はどこかで聴いた記憶がある。まんが日本昔話あたりでネタになっていたのでは。

 夜も更けてくると小腹が空いてきたのでルームサービスで鴨南蛮を注文する。かなり割高ではあるが細かいことにはこだわらないことにする。数分後に配達されてきたそばは、鴨南蛮と言うよりは鴨ローストそばと言う方が正解。そばは普通なのだが、鴨ローストがジューシィーでやけにうまい。

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ルームサービスで頼んだ鴨なんば

 小腹を満たしたところでもう一度入浴するとこの日は就寝する。

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