徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

大阪フィルハーモニー交響楽団 第498回定期演奏会

 昨日に続いて今日もまた大阪でライブ。さすがにライブの連チャンはややしんどい気がする。今日は夕食はエキマルシェの「出汁茶漬けえん」で。

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出汁茶漬け

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鯛茶

 フェスティバルホールは今日はかなりの観客だった。ウルバンスキの人気なんだろうか? 確かにウルバンスキはイケメンの兄ちゃんではある。

 

大阪フィルハーモニー交響楽団 第498回定期演奏会

指揮/クシシュトフ・ウルバンスキ
ピアノ/アンナ・ヴィニツカヤ

曲目/チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
   ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
   ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲

 若きウルバンスキの指揮は、過剰な演出はしない淡々とした印象を受けるもの。かなりクレバーな感じの演奏であるが、一曲目のようなベタな曲の場合はもう少し泥臭い感情表現があっても良いような気がする。

 ヴィニツカヤは非常に力強い演奏である。さてこれで何回目かはもう忘れてしまったラフマニノフであるが、この曲は甘々に演奏するピアニストが多い中で、彼女は結構ガツンガツンとダイナミックに弾いてくる。とは言うものの決して雑という印象は受けない。

 最後は私にとっては初めての曲。かなり現代音楽的な難しい曲なのだが、ウルバンスキはこれを巧みに整理して実に明確な演奏を行っていた。どちらかと言えば彼の本領はこの手の曲の方にあるという印象を強く受けた。

 天才という呼称をつけられることもあるというウルバンスキであるが、私の感想としてはもう少しパトスの方も欲しいというように感じられた。巧みではあるのだが、何か感動を呼ぶというのとは違うように思われたのである。