徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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白鷺館アニメ棟

関西フィルハーモニー管弦楽団 いずみホールシリーズ&「棟方志功展」「ホキ美術館展」

 この晩は爆睡してしまって、翌朝に気がつくと9時半。朝食付きプランにしていたのだが、朝食を摂ることも出来ずに慌ててチェックアウトする羽目に。

 ホテルをチェックアウトすると荷物を置くために今日宿泊する予定のホテルに移動する。そもそも今日も予定が大阪なのだから同じホテルで二泊すれば良いものだが、そうしなかったのは空きと宿泊料の関係。

 今日宿泊するのはホテルニュー松ヶ枝。地下鉄千日前線の玉川駅前にあるホテル。玉川駅周辺はゴチャゴチャとした町並みで妙に私には馴染める街。とりあえずホテルを訪れるとキャリーを預ける。

 

天王寺で昼食

 荷物を置いたところで最初に目指すのは天王寺。ハルカスでの棟方志功展を覗くのが目的だが、その前にMIOで早めの昼食。今日は朝食を摂っていないので腹が減っているのだが、体調不良のせいもあって食欲は今ひとつ。ここに来ると大抵はマルヨシなのだが、そればかりだとあまりに芸がないので、今回は「BACHI」ステーキランチ。ここはダイニングバーとのことだが、確かに本来は飲みが主体の店かなという印象。

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MIOのBACHI

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ステーキランチ

 昼食を終えるとハルカスに向かう。

 

「わだばゴッホになる 世界の棟方志功」あべのハルカス美術館で1/15まで

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 初期習作から晩年の作品まで展示が幅広いのが特徴。また版画だけでなくて肉筆画があったり、大作の展示があったりなどと内容は結構多彩。

 強烈な棟方ワールドが炸裂するので、棟方芸術のファンならかなり堪能できるであろう内容。もっとも私のように棟方芸術とあまり相性が良いわけでない者の場合は、正直なところゲップが出る。

 

 今日のコンサートの予定はいずみホールでの関西フィル。天王寺での予定は終えたが、まだコンサートまでは時間の余裕がある。そこでコンサートの前に梅田に立ち寄る。明日に行く予定にしていた展覧会を今日に繰り上げることにする。

 

「ホキ美術館巡回展」阪急うめだギャラリーで12/5まで

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 千葉の写実絵画専門美術館として有名なホキ美術館の名品を展示。

 写実絵画についてはその意義や写真とどう差別化するのかといったところが鍵になるのだが、私流の解釈としては「写真では描けない超現実世界をリアルに表現することが出来る」「ピントの合わせ方などのテクニックにより、意図的な視線誘導を行うことが出来る」などといったところだと思っている。

 本展でもそういう意味での秀作が多数。これはこれで一つのジャンルとして楽しめるのである。少なくとも意味不明で独りよがりの現代アートとは違って。

 

 休憩に阪急百貨店でお茶をしていこうかと思ったが、どこの店も大混雑で待ち客が多数の状態。見切りをつけて大丸の方に移動、そちらで「Cafe Granche」に入店してワッフルを注文してマッタリする。

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大丸内のカフェ

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コーヒーでくつろぐ

 しばし休息を取ってからいずみホールに移動する。このホールには今まで数回来ているが、なぜか町の雰囲気がいつもと違うような気がする。そう言えばまだ日の高い内にこのホールに来るのは初めてのような・・・。

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いずみホールは外装工事中

 

関西フィルハーモニー管弦楽団 いずみホールシリーズ Vol.41

指揮&ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ
ピアノ:小林 海都

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 作品12-1
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 作品21

 デュメイによるオールベートーベンプログラム。

 一曲目は久しぶりにデュメイのバイオリンを堪能できるプログラム。さすがに世界を代表する名手のテクニックを堪能。二曲目はソリストとオケの息がなかなかに合っている。

 三曲目は若きベートーベンの意欲や野心も感じさせる初期交響曲。オーソドックスな中に後の作風につながる個性が垣間見られる。デュメイの演奏はそういう点に焦点を当てたような演奏。

 いずれも第1番ということで、ベートーベンの若き颯爽とした頃を思わせる曲なのだが、そういう点がデュメイの表現と最近勢いの出てきた関西フィルとにシンクロして、なかなかに楽しめるコンサートになっていたと感じられた。

 

 コンサートを終えるとホテルに直行。ただチェックインの前に夕食は済ませておくことにする。立ち寄ったのは野田駅の高架下の「御食事処きはら」。疲れた時の定番「カキフライ定食(1050円)」を注文。オーソドックスだが、まあ過不足のない内容。普通の大阪飯というところか。こういう普通の食堂が大阪は東京よりも段違いにレベルが高いのである。

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野田の御食事処きはら

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牡蠣フライ定食

 夕食を終えてからホテルにチェックインする。部屋は洋室で板張りというのは珍しい。部屋で着替えると大浴場で入浴する。小さな浴場ではあるが、やはり大浴場があるのはありがたいことである。

 このホテルは一階に割烹店がある(というか、このホテル自体がその割烹店が経営しているようだ)ためか、ルームサービスで料理を頼むことができるようだ。夜も更けた頃に小腹がすいたので鍋焼きうどんを頼む。ただこれは少々食い過ぎだったようだ。今朝かなり遅くまで爆睡していた上に腹が一杯になったせいで、この夜は目が冴えてしまって困った。

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深夜の鍋焼きうどん