徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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白鷺館アニメ棟

年末第9三連荘、2日京都市響

宝塚で昼食を取ってから京都へ

 翌朝は8時まで爆睡。しかし朝からやや眠気が残っている。どうも疲労が溜まっているようだ。朝風呂で目を覚ますと、レストランで和定食の朝食を摂る。チェックアウト時刻は11時なのでそれまで部屋でテレビを見ながらぼんやり過ごす。

 チェックアウトすると今日は京都に移動だが、その前に昼食を済ませておくことにする。京都で朝食を摂る手もあるがとにかく混む上に高いのが京都なので、宝塚で昼食を済ませてから行くことにする。

 立ち寄ったのは以前にも利用した「八まき」で「ジャンボエビフライ定食(1450円→1400円)」を頂く。ボリュームも味も文句なし。やはり宝塚はキモいポスターさえ気にしなければ実に良いところである。

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宝塚駅前の「八まき」

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ジャンボエビフライ定食

 昼食を終えると夜食の菓子も仕入れてから京都に移動する。京都には昼過ぎに到着するので京都駅周辺の喫茶店でしばし時間をつぶしてからホールに向かう。

 

 

京響第九コンサート

高関 健(常任首席客演指揮者)
平野 雅世(ソプラノ)
西原 綾子(メゾソプラノ)
小餅谷 哲男(テノール)
桝 貴志(バリトン)
京響コーラス

シベリウス:交響詩「エン・サガ(伝説)」op.9
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱付」op.125

 やはり京響のアンサンブルの精度の高さが光る。一曲目のシベリウスは特に北欧情緒が強いというタイプの演奏ではないが、万事そつのない破綻のない演奏。

 そのアンサンブルのレベルの高さは第九でも発揮されている。第一~三楽章においてはそのオーケストラでなかなかに聞かせる。

 最終楽章はPACのコンサートよりも合唱団の規模が小さいこともあって、オケと合唱がバランスを取っての掛け合いのような演奏になっており、オケが完全に合唱の伴奏になっていたPACとは趣が変わっていた。

 

 

びわ湖畔のホテルで宿泊

 コンサートを終えると宿泊ホテルに向かう。今日の宿泊ホテルはKKRホテルびわこ。公務員共済のホテルだが、じゃらんが例の地方振興券を配布していたことから選んだホテル。

 湖西線の唐崎駅に到着するとホテルに連絡して送迎してもらう。ホテルは琵琶湖湖岸にある3階建ての建物である。送迎バスの運転手によると、今日は土曜日とは思えないぐらいに予約客が少ないとのこと。いつもは土曜といえば予約客や宴会客でごった返すらしいが、今日はもう既に年末年始モードに突入しており、あえてこの時期に忘年会をするという連中もいないんだろう。なお明後日ぐらいからは年末年始モードでまたごった返すらしい。

 チェックインを済ませるとすぐに夕食になる。夕食はふぐ会席。年末の贅沢というやつである。半分は税金から出ていることになるが、そうでもないとこんな贅沢なものは食べられない。どうせ例のバラマキを決めた連中はいつも税金で贅沢している輩だから、私がここで税金を使ったところで罰も当たるまい。

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 なぜびわ湖でふぐなのかという疑問はなくもないが、料理自体は非常に美味い。多彩な前菜がいかにも会席料理的で楽しくて美味いが、この後に来たてっさがやはり絶品。

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前菜から非常に美味

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そして絶品のテッサ

 しかし隠し球はまだまだあり、塩で食べるふぐの炙り寿司も何とも言えぬ味わいがあるが、てっちりが非常に美味であった。以前にてっちりを食べた時にはそれほどに感じなかったのだが、やはりこのような鍋物でも料理の善し悪しがあるのか。これが意外ににボリュームもあり、最後の雑炊にたどり着いた時には完全に満腹だった。少々食い過ぎた。

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隠し球はふぐの炙り寿司

 

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てっちり登場

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これがまた美味

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〆は当然に雑炊

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デザートあり

 夕食を終えると入浴。ここには別棟の露天風呂と二階に内風呂がある。まずは琵琶湖が見える露天風呂へ。今日は確かに館内が静まりかえっている印象があるが、露天風呂は完全に貸切状態。湖に向かった浴槽には湯がなみなみと注がれ、全面にある窓は開放されている。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉とのことだが、なめてもあまり味はしない。ただ肌当たりはしっとりしている。

 入浴後は宝塚で購入した和菓子でマッタリと過ごす。しばらくくつろいだ後に再び今度は内風呂の方に入浴に行ってからこの日は就寝する。

 

 

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