徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

ドニゼッティ 歌劇「連隊の娘」

 またも近畿一円に降雪で鳥取などでは大変なことになっているようだが、幸いにして瀬戸内側には大して影響はなかったようである。この週末はびわ湖ホールにオペラに出かけることにした。

関西1デイパスでびわ湖クルーズ

 関西1デイパスを入手すると、山科駅で以前にも見たことのある萌えチケットを受け取って、浜大津まで移動する。今回はオペラの前にびわ湖クルーズでもするつもり。実は関西1デイパスには冬のミシガンクルーズもついている。前回の時は家を出るのが遅すぎてその余裕がなかったのだが、今回はこれを利用するつもりで家を早めに出ている。

 大津港に行くと関西1デイパスを見せてクルーズ券を入手。冬の間はミシガンがドック入りしているのでビアンカでのクルーズになる。要はミシガンのドック入りで客足が鈍る冬期にミシガンクルーズを1デイパスに付帯させているというわけである。

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大津港に到着

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クルーズ券を入手

 ビアンカの船内は4階建て。ランチバイキングを予約している連中は二階のレストランに。自由席の私などは3階、4階でご自由にとのことだ。自由席の客は20人程度。

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これがビアンカ

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ビアンカ船内

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さらに船内

 

 クルーズは80分ほどだが、コースは琵琶湖大橋以南の琵琶湖をくるっと回ってくるだけで結構短い。雪の比叡山などはそれなりに絵になるが、意外と見所の少ないクルーズである。

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雪の比叡山

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湖から見たびわ湖ホール

 12時になったところで昼食に船内でパスタを頂く。まあ全く期待はしていなかったが、これで1000円というのは壮絶にCPが悪い。

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かなりCPは悪い

 結論。やはり野郎一人で琵琶湖クルーズなんてしても仕方ない。一体何をやってるんだろうと大分しらけてきたところでビアンカは大津港に戻ってくる。船を下りるとすぐに京阪でホールに移動する。

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びわ湖ホール

 

ドニゼッティ 歌劇「連隊の娘」

指揮:園田隆一郎
演出・お話:中村敬一
管弦楽:大阪交響楽団
出演:びわ湖ホール声楽アンサンブル
    マリー     藤村江李奈
    トニオ     山本康寛*
    侯爵夫人    本田華奈子
    スュルピス   砂場拓也
    オルテンシウス 林 隆史(両日)
    農夫      増田貴寛(両日)
    伍長      内山建人(両日)
    農民・兵士   平尾 悠 船越亜弥 山際きみ佳 吉川秋穂
            川野貴之 島影聖人 古屋彰久
             *びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー

 ドニゼッティはロッシーニ、ベルリーニと並んでヴェルディ以前のイタリアオペラを代表する巨匠ということになるらしい。音楽的には非常に親しみやすくて分かりやすい旋律が多い。音楽の美しさを前面に出すような作品だ。ストーリーはシンプルで、二幕で2時間程度という長さも初心者向けといえる作品である。

 曲の方は魅力的な旋律が多いのだが、テノールにかなりキツい高音が続く難曲とのこと。しかし山本康寛は余裕の歌いっぷりでなかなかに聞かせる。ヒロインのマリーを演じた藤村江李奈も、尻上がりで調子が上がっていった印象で堂々たるものであった。

 

 なかなかに楽しめた作品であった。これで人生第4回目のオペラだが、目下のところなかなかに好調である。