徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

びわ湖ホールオペラへの招待 フンパーディング「ヘンゼルとグレーテル」

 翌朝は7時半に起床すると朝食とシャワー。しかしどうもすっきりと目が覚めない。やはり何かと睡眠力が落ちていることを感じる今日この頃だ。

今日はびわ湖ホールのオペラに行くだけなので時間にかなり余裕がある。ホテルを10時にチェックアウトすると、そのまま隣の入浴施設で朝風呂としゃれ込む。このホテルのありがたいのはチェックアウト日の入浴券をもらえること。つまりはその気なら今日一日ここでゆっくりすることも可というわけである。

 ゆったりと朝風呂を浴びると休憩室でしばしウトウトとする。気がつけば昼時になっているのでレストランで昼食を摂ってから駅まで送ってもらう。

 ホールまでは30分程度。今日の演目はフンパーディングの「ヘンデルとグレーテル」ということで、出し物柄お子様(と言っても小学生以上だが)が多い。日本語上演ということなのでお子様にもハードルの低い演目である。ただ一つ間違うと劇団ナンチャラのぬいぐるみ劇みたいになってしまわないか心配はある。実際にすでにロビーで奇声を上げて騒いでいる子供も。

びわ湖ホール オペラへの招待 フンパーディンク作曲 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」

指揮:角田鋼亮
演出:栗山昌良
管弦楽:大阪交響楽団
美術:妹尾河童
衣裳:緒方規矩子
照明:吉井澄雄
児童合唱:大津児童合唱団
バレエ:滋賀洋舞協会

出演:びわ湖ホール声楽アンサンブル
ヘンゼル:吉川秋穂
グレーテル:飯嶋幸子
ペーター:五島真澄
ゲルトルート:船越亜弥
魔女:増田貴寛
眠りの精:平尾 悠
露の精:溝越美詩

 童話を題材にしたオペラだけあって、内容も平易であれば音楽も親しみやすい旋律となっている。七面倒くさいこと抜きに、単純に劇として楽しめる内容である。もっとも「お子様劇」かと嘗めてかかっていたら、予想以上に本格的なオペラではあったが。

 どうやら懸念していた演奏中に子供が大騒ぎという事態にはならなくてホッとした。情操教育目的で連れてこられたええとこのボンボンという雰囲気の連中が多かったためか。こういう連中が制服でアルマーニを着るのか? ただ実際は退屈してお眠りという子供が少なくなかった模様。実際、第1幕の最後のヘンデルとグレーテルが眠る下りは、大人でも眠くなった。

 

 公演は2時間程度で終了。長さもお子様向けサイズである。まあ疲れなくて良いとも言える。とりあえず大津までの臨時バスに乗り込むと帰宅となったのである。