徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

東京出張

 ビジネスマンたるものは上司の意向で突然に出張を命じられるわけだが、エリート街道には完全に背を向けている私でもその手の出張はある。この木曜日にも突然に東京出張を命じられた次第。正直に言うとこの一二週間はかなりバタバタするので、東京日帰り出張なんてしんどいものはしたくないのが本音。とは言っても逆らう余地がないのが上司命令。となったら転んでもただでは起きないではないが、諸々をこれに絡めてしまおうといういつもの遊び人発想に切り替えることにする。

 東京に向かうのは前日の夕。やはり当日早朝からの移動ではしんどすぎるというもの。大事な仕事の最中にうつらうつらするわけにもいかない。自腹で東京前泊してから、睡眠十分の状態で翌日の仕事に挑みたいという考えである。水曜の仕事を定時に終えると新幹線で東京に向かう。

 それにしても東京は遠い。新幹線の席は狭いし不快極まりない。しかも風邪が流行っているのか周りの席ではゴホゴホとむせているものが多く、うつされでもしたらたまらない。

 ようやく東京に到着したのは9時過ぎ。とりあえずいつもの定宿・ホテルNEO東京にチェックインすると大浴場で疲れを癒やしてから明日に備えて就寝するのだが、ここで新アイテムを取り出す。それはホワイトノイズ発生器。ここのような安宿ではどうしてもつきまとうのは騒音問題。隣の部屋の物音から表の車の音まで、外から突発的に飛び込んでくる騒音を、ホワイトノイズで覆い隠そうという代物。スイッチを入れると結構大きな音が出るので、この騒音で眠れなくなるのではと思うが、ホワイトノイズというのは脳のフィルタで自動的にカットされるので、不思議とあるところから聞こえなくなる。実際に今まで自宅で何度か試したが、翌朝起床した時には音が出ていることに気がつかなかったこともあったぐらいである。さすがに表で交通事故とか、夜中にドアをバタバタ開け閉めする馬鹿といったレベルの騒音にまでは対処不能だが、少々の騒音はこれでごまかせる。