徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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大植英次指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団「シェエラザード」×「春の祭典」

 この週末は大阪のコンサートに繰り出した。まずは金曜日の大阪での仕事を終えてザ・シンフォニーホールへ駆けつける。先にホテルに立ち寄って荷物を置いていたせいで、福島駅に到着した頃には時間ギリギリ。夕食を摂っている暇がないのでローソンで買い込んだおにぎりを歩きがてら腹に入れるという状況。

 今回の公演はザ・シンフォニーホールの企画のようだ。大植英次と大フィルの組み合わせを聴くのはかなり久しぶりのような気がする。ホールは8割方は入っており、そこそこの入りである。

 

大植英次指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団「シェエラザード」×「春の祭典」

ザ・シンフォニーホールで19時開演

[指揮]大植英次

[管弦楽]大阪フィルハーモニー交響楽団

リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 op.35

ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

 大植英次の指揮は動作の大きいかなりクセのあるもの。ハッキリ言ってオーバーで大時代的である。表現の方もその指揮の通り、テンポの変化の激しいメリハリのかなり強いもの。かなり煽る指揮であるので、シェエラザードについては大フィルが完全にはついて行けていない場面もいくつかあった。またかなりテンポを落としての演奏については、いささか流れが悪いように感じた場面もいくらか。

 後半の春の祭典については、曲自体がかなりはっちゃけた曲だけに、大植の過剰気味の表現が意外にピッタリとはまっていた。また大フィルのやや雑な金管も、この曲の咆哮にはあっており、なかなかに冴えのある演奏となっていた。

 知らない間にほとんどが女性になってしまった大フィルの弦楽陣に少々の線の細さを感じないわけでもなかったが、それでもそれなりにまとまった演奏にはなっていたような印象を受けた。場内も盛り上がっていたし、面白いコンサートではあった。

 

新世界の串カツだるまで夕食 

 コンサートを終えると新今宮へ。ホテルに戻る前に夕食を摂っておきたい。今回は串カツ「だるま」の新世界店に閉店直前に飛び込む。とりあえず串カツを十数本注文。これが今日の夕食。

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串カツだるま新世界店

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綺麗な色の串カツ

 夕食を終えるとホテルに入る。今回の宿泊ホテルはサンプラザ2ANNEX。本当は入浴したいところだが、残念ながらもう風呂は終わっているので部屋に入るとそのまま寝てしまう。