徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

彦根城に立ち寄って旅の終わり

 長期にわたったGWの遠征も今日で最終日。後はうちに帰るだけなのであるが、やはりその前に彦根城ぐらいには立ち寄っておきたいと考える。ただどうせ混雑するのが分かっているので早めに行動する必要がある。さっさとホテルで朝食を済ませると9時になる前にホテルをチェックアウトして彦根城に向かう。

天下の名城彦根城は観光客で一杯

 彦根城に到着すると二の丸の駐車場に車を入れる。私の見ているうちにも車がドンドンと増えて、これは数分でこの駐車場も満車になりそうだ。やはりGWの人出は馬鹿に出来ない。

 彦根城の入口から入場すると、最初に到着するのが廊下橋と天秤櫓。ここのところはグルリと回り込む必要があり、その度に十字砲火を浴びるという構造である。天秤櫓の中が公開になっていたので覗いてみたら、まさに入口に向かってくる敵が狙い撃ちである。非常に良く出来た作りだ。

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一番最初に廊下橋の下を潜る

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回り込んで廊下橋を渡る

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天秤櫓内部

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櫓からは門に迫る敵を狙い撃ちできる

 そこから上がると太鼓丸を経て太鼓門及び続櫓。ここもかなり堅固な構造。

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太鼓門及び続き櫓

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ここは裏の構造が面白い

 ここから上がるとようやく本丸。こじんまりしているが破風の多い凝った作りの天守である。

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本丸に到着

 と、ここまで来たところでおかしなことに気付く。何やら長蛇の列が出来ている。何と天守に入場するのを待つ行列だとか。まだ開場してから1時間も経っていないのに既に30分待ちの行列とのこと。城によっては天守だけ入場料を取るところも多いので、それなら天守をパスする者も増えるが、ここは城に入るだけで入場料を取られる(それは800円と結構高価)ので、どうせならと天守に入場する者が増えるということもあろう。しかしそれにしてもまたもやGWが牙を剥く。

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天守入場待ちの大行列

 結局は私もこの行列に並ぶ羽目に。なお30分後に入場しても、さらに内部で階段を登るのに30分ぐらい待たされ、結局は天守見学だけに1時間以上を要することに。ここの天守の中は特に何かの展示があるわけでもないので、実際には本当に入場する必要があるかどうかは疑問。

 天守から出てきたら表に黒山の人だかり。何だと思えばひこにゃんが闊歩していた。権利関係などでゴタゴタがあったひこにゃんだが、未だに人気は絶大なものがある。ゆるキャラ界ではくまモンと並んで双璧と言える。

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ひこにゃん登場

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大人気だ

 天守の見学後は裏手の西の丸に降りる。西の丸北端の三重櫓及び続き櫓が公開中なのでこちらも見学。ここが城の本体の北の守りの要というところか。

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西の丸

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西の丸の石垣

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西の丸三重櫓

 ここから出曲輪を経て下まで降りてくると、北端の山崎曲輪を覗いてみる。ここは石垣で囲まれたかなり広い曲輪で、かつての琵琶湖の湖畔はもっと近かったろうことを考えると、琵琶湖に面した曲輪だったのだろうと思われる。手前に門があるが、あれは船の出入りをしていたものと思われる。

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西の丸の先の堀切

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山崎曲輪手前の門

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山崎曲輪も結構広い

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山崎曲輪の石垣上から外を見る

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玄宮園

 彦根城の見学を終えると庭園の方を見学するが、その時に博物館の手前の土塁で火縄銃の実演が行われてるとの放送が入ったのでそれを見に行く。火縄銃の五斉射はかなりの迫力で轟音が響き渡る。この時にふと思ったのだが、以前に「歴史科学捜査班」で家康の本陣からの銃声は小早川の本陣には到底届かないということを実験していたが、この時の銃はせいぜい2丁ほどで、しかも騒音の激しい名神高速越しでの実験だった。これを名神高速越でなくして、火縄銃を10斉射ぐらいしたら、2キロ程度なら音が届くのではないか? ということである。もっとも音は聞こえても、それが自分の陣に向けられたものかの判断は付かないかもしれないが。

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火縄銃の五斉射

 彦根城の見学を終えると場内で開かれていた物産展に立ち寄って、土産物を購入すると共に彦根サイダーで一服。生き返る。サッパリとした爽やかな味が良い。

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彦根サイダーで一服

 これで今回の遠征の全予定は終了。ヘロヘロになりながら帰途についたのである。高速道路は途中の大津周辺でやや混雑はあったが、概ね渋滞はなく順調に帰り着いた。一番渋滞したのは昼食に立ち寄った新名神宝塚北SAのフードコートだったのである(笑)。