徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

ユーチューバーが迷惑行為で書類送検

 YouTubeの「面白画像」を作りたかったのだろうが、その結果が迷惑行為で書類送検なのだから情けない話だ。多分これが起訴されるということはないだろうが(もし検察が社会に与える害悪が大きいと判断すれば、起訴の可能性は0ではない)、しっかり前歴は残っているので、もし今後同じようなことをやらかしたら今回の件と合わせて厳重に処罰されることとなろう。

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 昨今はtwitterでのバイトテロや犯罪自慢などのいわゆる「バカッター事件」など、SNS等での暴走事件が非常に多い。YouTubeなどの登場は、謂わば個人がすべて放送局を所有したことに等しい。それだけにあわよくば多くの者に見てもらって有名になりたいという自己顕示欲、さらにそれで広告料を稼ぎたいという金銭欲などが暴走するのだろう。もっとも私自身もブログなどを始めた人間であるので、有名になる云々はともかくとして、多くの者に読んでもらって影響を与えたいという気持ちがあることは否定できない。

 ただ多くの者に見てもらう動画を作ろうと思えば、そのネタがないという問題にすぐに行き当たるだろう。誰にもないような特殊な技能を持っている者なら、その映像をアップしただけで評判になる可能性もあろう。しかしそのような特技も何も一切ない上に、そのような技術を身につける努力をする気もない者なら、手軽に誰でも出来てそれでいて誰もしないようなこととなれば、結局は犯罪や迷惑行為をするか、危険行為をするかといったところになってしまうようだ。

 多くの者に見てもらえるような面白コンテンツなどと言っても、そんなものど素人が考えてろくなアイディアが出ないのは当たり前である。それこそそのようなことは、今までテレビなどが何十年もかけて実行してきたことである。彼らは専門家が集まってアイディアを出し合い、個人ではかけられない予算をかけてコンテンツを生み出しているのだから、素人が簡単にそれを越えられると思う方が甘いというものである。それにしても渋谷の交差点の真ん中にベッドを持ち込むなんてことが面白いだろうと感じてしまう感性は、制作者としては致命的なセンスの悪さと言える。

 もっともそのテレビでも受けを狙いすぎた挙げ句に良識から逸脱して批判を受けるようなことが今でも続いている。こんなことをしでかしているようでは実のところはテレビも大したことはないのであるが・・・。

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