徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

関西フィルハーモニー管弦楽団第301回定期演奏会

 今日は関西フィルの定期演奏会があるので仕事を終えると大阪に移動。移動の車内では今日になってようやく送信されてきた「キングダム」をKindleで読む。この戦いまだ引っ張るのか・・・やけに長いな。あっ、松左に死亡フラグ立っちゃった。この戦いで古参の誰かが死ぬだろうと予想はしてたが彼が割り振られたか・・・。雑兵ばかりが死ぬなら飛信隊が身を切る戦いをしているという雰囲気にならないから、誰か古参を犠牲にするというのはストーリー上の必然。ここのところ新人絡みで彼の出番がやたらに増えてたからその気はしていた(彼でなければ崇原だと予想していた)。で、こういう予想していて生き残ったら驚きだが(笑)。

 大阪に到着すると夕食だが、どうも胃腸の調子が最近良くないせいか、数日前から蕎麦が食いたい。それも更科そばとかの上品なのではなく黒い蕎麦。と言うわけで立ち寄ったのは、ザ・シンフォニーホール近くの「福島やまが蕎麦」「鴨ざる」におにぎりを追加する。

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福島やまが蕎麦

 まさにこういう蕎麦が食べたかったという蕎麦。それにしてもやはり鴨って偉大だ。また地味におにぎりが美味い。

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鴨ざる

 夕食を終えるとホールに移動。前回は補助席まで出る満席だったが、今回は補助席などが出るところまで入っていないが、それでも結構入っている。関西フィルってこんなに人気あったっけ?

 デュメイが出てくるが、松葉杖をついており座って指揮のようだ。また足を痛めたのだろうか。以前からデュメイは見るからに足が弱そうだから心配である。

 

関西フィルハーモニー管弦楽団 第301回定期演奏会

[指揮]オーギュスタン・デュメイ
[ピアノ]広瀬悦子
[管弦楽]関西フィルハーモニー管弦楽団

ハイドン:交響曲 第49番 ヘ短調 Hob.l-49「受難」
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲 第1番 ト短調 op.25
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 op.60

 最初のハイドンはデュメイがいきなりかなりロマンティックな演奏を始めたのに驚いた。確かに響きや音色は古典の曲なのだが、音楽としてはロマン派の音楽に聞こえる。シットリとした関西フィルの弦楽陣がまるでメロドラマのような盛り上がりを聴かせる。

 2曲目のメンデルスゾーンのピアノ協奏曲は初めて聴く曲だが、シューマンやグリーグを思い出すようなかなりロマンティックな曲。メンデルスゾーンが22才の時に作曲した曲とのことだが、確かに若々しさが曲想に溢れている。とは言うものの、曲自体については特にオーケストラの部分についてはバランス等を若干手直しした方が良いような印象を受ける。さてピアニストの広瀬については、演奏に硬質さを感じさせるガツンガツンとした演奏。やや一本調子な演奏であるのが残念。音色に色気が欠けるため、第一、第三楽章などは良いのだが、第二楽章になるとやや退屈なように思えた。なおアンコールは彼女らしくリストの「ラ・カンパネラ」。音色の点でも情緒の点でもこちらの方が格段によかったのは、曲に対する理解度と共感度の差か。

 最後のベートーベンもかなりロマンティックな演奏である。こちらはかなり軽快にグングンと押していく演奏。テンポ設定はやや早めであるが、決して雑にならない演奏。関西フィルのアンサンブルもひと味違うというところ。

 なかなか見事と言うべき。かなり楽しめる演奏であった。やはりデュメイ指揮の関西フィルは一味違う。


 コンサートを終えると新今宮に移動。この週末は大阪に滞在するつもり。結局この日はホテルにたどり着くとそのまますぐに就寝となった。