徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

大阪フィルハーモニー交響楽団 第534回定期演奏会

 先週末は京都に出向いたが、この週末は大阪でコンサート三昧と洒落込むことにする。とりあえず金曜日の仕事を終えると大阪に直行する。

 

大阪駅前で健康夕食

 大阪に到着すると立ち寄ったのは大阪駅前第1ビル1階の「玄三庵」。健康食品の店とのことである。この時間のメニューは「39品目の健康定食」のみとのことなのでそれを注文。実はこの店、昨年のクリスマスイブに訪れたのだが、その時は休みで立ち寄れなかっので今回がリターンマッチである。今の私は脂っこいものは胃がもたれるし、食欲自身も今ひとつパッとしないなど体の調子がガタガタなので、せめてもの健康食という考え。

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駅前第1ビルの玄三庵

 出てきた定食を見ると、確かに野菜がメインである。外食でこれだけ野菜が摂れるということはあまりないので、これは貴重。ご飯は玄米食だが、食べてみると意外に抵抗はない。腹に重くないので結構すっと入る。味付けも良いので基本的に野菜が嫌いな私でも実に美味しくいただける。これで600kcalちょっとというのだから、これは女性が好みそうである。男性の場合はご飯をお代わりしないとちょっと少ないかも。私はこれでも良いぐらいだが、問題は夜まで保つか。

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39品目の健康定食

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こちらが内容

 定食の後にはデザートを付けた。豆乳プリンとごまのパウンドケーキだが、この豆乳プリンが実に美味い。多すぎない量でこれもちょうど良い。

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デザートを付けた

 健康食と言えば味は二の次というイメージがあるが、ここのは味も十二分に楽しめて、健康がオプションでついてくると言う印象。こんな店がもっと近くにあれば、私の体も今ほどガタガタにはならなかったかもしれないのに・・・。日本の食卓もかなりジャンクでチープな食材に支配されてしまった。たまに地産地消の食品などを摂ると、その味の豊かさに驚かされることがある。日本は昔よりも豊かになったなどと言うが、本当の豊かさとは一体何だろうと考えることが増えてきた今日この頃である。

 

 夕食を終えるとフェスティバルホールへ移動する。今日は新年最初の大阪フィルのコンサートになる。

 

大阪フィルハーモニー交響楽団 第534回定期演奏会

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フェスティバルホールの赤じゅうたんは華やか

指揮/尾高忠明
チェロ/スティーヴン・イッサーリス

曲目/エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
   ブルックナー:交響曲 第3番 ニ短調「ワーグナー」(第3稿)

 イッサーリスのチェロが実に深い良い音色を出す。チェロ協奏曲についてはこのイッサーリスの音色に魅了された。

 ただ曲の方はエルガーの作品はどうもターナーの絵画のようで捉えどころのないところがある。ターナーの絵画同様に曲全体をロンドンの深い霧が覆っている印象である。どうも曲自体が茫洋としていて旋律をつかめなくて戸惑っている間に曲が終わってしまったというのが本音。

 もっとも演奏の方はイッサーリスのチェロに加えて、バックの大フィルの演奏もしっかりしていて見事なもの。正直、私としてはエルガーでなくて別の曲を聞きたかった。

 後半はブルックナー。第3稿は最終稿で一番簡潔で音色が派手な版であるとのこと。ようするに素人でも最も聞きやすい版ということか。実際にかなり金管が華々しくて、曲全体が結構格好良い。

 冒頭から大フィルの金管がかなり煌びやかで華々しい演奏を繰り広げる。尾高の指揮は終始生命力に満ちていて力強い。それに答える大フィルのサウンドは、さらにもう一段の緻密さが欲しくないわけでもないが、生き生きとして躍動感がある。こういう曲になるととかく大フィルの金管は途中で腰砕けになりがちだったのであるが、今回に関して概ね問題なく演奏し通した。弦楽陣も金管をしっかりと下支えしていたし、なかなかに迫力ある演奏となった。

 

新今宮の高級?ホテルで宿泊

 今回の大フィルの演奏は冴えのあるなかなかの好演だった。場内も大盛り上がりで観客も満足していたようである。私も満足してホールを後にする。

 コンサートを終えると新今宮へ移動する。今日は明日に備えてここで宿泊の予定。今回宿泊するのはホテル中央オアシス。この界隈では高級ホテルである。ここを選択したのはこの時間に戻ってきたら共同風呂のホテルは風呂に入れないから。

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新今宮界隈の高級ホテル、ホテル中央オアシス

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風呂はトイレから独立している

 ホテルにチェックインするとすぐに部屋風呂に湯を張る。ここは大浴場はないが風呂トイレセパレートの構造になっているので、ゆったりと入浴できる。これで今日の疲れをしっかり癒す。ゆったりとくつろいだ後はこの原稿を仕上げて、アップしたら就寝することにする。