徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

METライブビューイング「ヴォツェック」を見てから早々に帰宅する

 翌朝は7時半に目が覚める。大抵は朝に近くの部屋がドタバタし始めるので目が覚めるのだが、今日は朝からほとんど物音がないので、外が明るくなってきたことで目が覚めた。

 昨日買い求めたパンを軽く腹に入れるとテレビを付ける。社会は大混乱だが、どうやらメディアを総動員して「非常事態だから仕方ない」という印象操作をしようと必死のようだ。実際のところは非常事態になったのは1から10まで安倍の無策のせいなのだが。多分この男は今まで、何か都合が悪いことが起こったらヒステリーを起こして「知らない!知らない!自分の責任じゃない!」と叫んでいたら回りが忖度しまくってどうにかしてくれたのだろう。実際にモリカケのようなとんでもない犯罪でもそうやって逃げおおせてしまった。だから今回のコロナについても「そんなもの認めたらオリンピックが出来ない!」となかったことにしていたのだが、残念なことにコロナウイルスは全く忖度してくれなかったためにパニックになり、慌ててドタバタと思いつきで動いたというところのようだ。ただ悲しいかな社会常識というのが根本的に欠けているため、打ち出した方針がことごとく的外れで、日本中を混乱させただけというわけだ。

 本当にこんな馬鹿やトランプのような頭のおかしな奴に日本や世界を滅茶苦茶にさせるぐらいなら、私が世界征服して絶対的独裁者として支配した方が人類にとっては幸福なのではないかと思えてくる。しかもこんな奴らが選挙で選ばれているというのが救いがたい。人類はどこまで底なしに馬鹿なんだという絶望的な思いにとらわれそうになる。「愚かな人間共よ」という定番台詞が素で出てきそうになる。マジでショッカーでも結成したくなってきた。現実問題として、私は自身が有能な政治家としての資質を持っているとは感じないが、少なくとも安倍のような嘘つきで卑怯者ではないと思っている。

 

 今日の大阪ステーションシティシネマのMETライブビューイングをネットで予約すると、10時前にはチェックアウトして劇場に向かう。大阪駅に到着するとルクアの地下2階の「えん」で朝食を摂ってから劇場へ。安倍の場当たり政策の影響は映画館にも跳ね返っているようで、ステーションシティシネマもガラガラの状況である。経済にかなりの悪影響もありそうだが、安倍にしたら自身の消費税増税という失策による景気後退を全部コロナのせいに出来るから万々歳なんだろう。

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ルクア地下二階の「えん」

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朝から鯛茶漬け

 

METライブビューイング ベルク「ヴォツェック」

指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
演出:ウィリアム・ケントリッジ
出演:ペーター・マッテイ、エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー、クリストファー・ヴェントリス 、ゲルハルド・ジーゲル、クリスチャン・ヴァン・ホーン

 先週のアクナーテンに続いて問題作登場という印象である。音楽的にはアクナーテンよりも現代音楽色が強く、正直なところ私の好きなタイプではない。メロディラインがないので歌手には大変だろう。オケと合わせるだけでも相当に大変だと思われる。ただそれだけ大変な思いをしても、音楽的に感動につながるかというところが甚だ疑問ではある。

 ストーリーは貧乏兵士の妻が貧乏暮らしに疲れて浮気をし、それに気付いた夫が半ば錯乱の状態で妻を殺害、そして自らも水死するという全く以て何の救いもない話。これは第一次大戦に従軍して、戦場の理不尽さと残酷さを体験したベルクがそれを表現した作品らしい。いかにも現代音楽(と言うよりも20世紀音楽なんだろうが)に合わせて、おどろおどろしい演出の舞台が繰り広げられる。

 救いなのは上演時間が90分程度と短いところ。実際のところ演じ手の集中力もそのぐらいが限界だと思われるし、観客の方もこれ以上長くなるとツラい。演じる方も見る方もそれだけ負担のある作品である。

 

 本来はこの後に大阪歴史博物館に寄りたかったのだが、どうやら安倍のお達しで休館中とのこと。大して観客の来ない博物館が閉館することがどれだけコロナの感染予防につながるのかは甚だ疑問であるが、公立のところはとにかくお上の意向を「忖度」することが必須のようである。

 仕方ないので「美々卯」で昼食を摂ってから帰宅することにする。相変わらず美々卯のうどんは高くて美味いが、ここも昼時にもかかわらず通常の週末だと考えられないぐらいに客が少ない。

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美々卯もガラガラでした

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うどんの定食を頂く

 昼食後に帰宅したが、帰宅後の買い物ではどこにもティッシュとトイレットペーパーが置いていないという状況に散々振り回されることになるのである。朝のニュースでそういうことが起こり始めているということは聞いていたが、ここまで露骨にデマで踊るとは、日本人に対する失望感ばかりがこみ上げてくる。こんな国民だからこそ、あんな男が総理としてふんぞり返ることが出来るのか。つくづく国民の生活を破壊するだけの総理はいらない。