何か最近の私のブログはコンサート中止情報みたいになってきてますけど、5月下旬のフィンランド放送交響楽団の来日も中止となりました。リントゥ指揮でシベリウスも含むプログラムということで楽しみだったのですが、残念です。
いよいよ5月のコンサートも怪しくなってきた状況です。来日オケはともかく、国内オケも5月の公演まで出来なくなるようだといよいよ危険でしょう。現在は5月のコンサートの中止が続々とアナウンスされている状況ですが、国内オケはギリギリまで判断を粘っているようです。恐らくもう既に払い戻しに財務が耐えられなくなりつつあるところも出てきている頃だと思われます。さすがに定期が3回飛ぶような状況になったら、相当ヤバいのではないでしょうか。どうしてもクラシックというのは一般的にはマイナー分野なので「こんな時にそんなものどうでも良い」という考えなんかも出てくるようですが、自分には関係ないからと考えていたら、それがいずれは自分が密接に関係している分野にまで及んでくるということにも想像力を巡らせて欲しいところです。やはりそろそろ公的支援が不可欠なように思われます。