サウンドカードを新規導入
Amazonに注文していたCreativeのハイレゾ対応カードのSound Blaster Audigy Fx PCI-e SB-AGY-FXがやっと到着、早速装着してテストしてみることにした。
私のHPのワークステーションの蓋を開けるのは久しぶりだが、開けると中がとんでもないホコリまみれだったので、この際に掃除も併せて実行。ホコリを除いた後に開いていたベイにボードを取り付ける。ワークステーションは作業性が良くなっており、ドライバーがなくてもボードの取り付けが容易に出来るようになっている。
音量だけでなく音質が向上
再起動後には問題なく音が出た。まずビックリしたのは以前のオンボードサウンドのラインアウトと比較して音量レベルが全く違うこと。爆音で起動音が出たので、危うくスピーカーをぶっ飛ばすところであった。今まで3時の位置まで上げていたアンプのメインボリュームが10時の位置ぐらいで十分という出力の差。しかもこれでもサウンドの設定を見るとVOLUMEは80%設定になっている。出力が桁違いである。
とりあえず前回同様にベルリンフィルデジタルコンサートホールに接続、ペトレンコによるマーラーの交響曲第6番でチェックする。感じるのは音の透明感が上がったこと。恐らくノイズレベルがかなり下がったのだと思われる。また低域に向かってレンジが伸びた印象であり、前日よりもサブウーハーが快調に活躍している。もっともこのサブウーハー、ほとんど低域端設定なので、単独で鳴らした時に出るのはティンパニの低音ぐらいで、後はほとんど音が出ていないに等しい状況。しかしこれでも全体の音がグッと締まるのだから見事である。狙い通りの働きをしていると言って良い。
しかしユーティリティインストールでトラブル発生
ただトラブルは後から来た。付属していたユーティリティディスクをインストールした途端、なぜか音が全く出なくなるというトラブルが発生。設定をあちこち見たものの原因は不明。結局はインストールしたユーティリティをアンインストールすることで解決というオチ。
しかしこの状態だと、一応音は出ているのだが機能拡張が出来ず、今後サラウンドでもしようとすると困る(多分しないが)。そこでネットで調べたところすぐに原因は判明。付属のユーティリティーのバージョンが古いためにドライバがWindows10に対応していないようだ。とりあえずCreativeの製品ページから最新のユーティリティーをダウンロードすることで解決した。とんだトラップである。
追記:その後、Windows10のアップデートに伴って音声がおかしくなるというトラブルが発生し、再びてんやわんやすることになりました。その顛末と解決編はこちらです。