徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

ニートがくる・・・でなくて麒麟がくる第18話

越前編(ニート編)突入

 先週は全く緊迫感なく脱出を始めた光秀一行であるが、今回はなぜか急に切迫している。そこに良すぎるタイミングで駆けつけるお駒。まあこれは話が出来すぎ。さらに帰蝶はいろは大夫を差し向けて光秀一行を朝倉領に落ち延びさせる手はずをつけているという次第。とにかく光秀一行は史実通りに越前に逃亡することに。

 そしていかにも戦に弱そうというよりも、いかにも戦をする気もなさそうで天下を覗う気持ちなど毛頭なさそうな朝倉義景と対面する光秀。面倒臭そうに困ってるだろうから金はやろうという義景に対し、プライドからそれを拒む光秀。しかしあばら屋に入った途端にいきなり金に困ってお駒に質屋に行ってもらわないといけないという甲斐性無しぶり。それでも俺はこのままでは終わらないと考えだけはデカイというニートっぷり。

 この光秀がニートっぷりを発揮している間に、予想通りにお駒を助けたのは光秀の親父であったということが分かるのと、岡村が急に駿河に帰ると言って離脱するイベント。岡村についてはこのまま番組からフェードアウトしてしまっても、今後の展開上全く困らないような気がする。諸々問題もあったし、演技も上手くはないしで、このまま自然消滅の線もあり。

 

ダーク信長登場か

 一方の優柔不断な信長は柴田勝家がもたらした弟信勝の謀反の知らせにアタフタ。そこに登場するのがこの番組一番の策士である帰蝶。信勝を呼び出して討ち取ってしまえと信長を焚きつける。そして兄貴が病気と聞いてホイホイやって来る信勝に対して、信長は初めて腹を割っての兄弟の対話。結局はその後、信勝が持参した毒で信勝を殺すという狂気的な姿を垣間見せるという展開。涙を流しながらヒステリックに弟の命を奪うダーク信長が発現する。

 信長がいささかお馬鹿に見えてしまうが、こういうややヒステリックな面があって、その背後に狂気を秘めているというのは信長らしくもある。いかにも仕えにくそうな主君であり、その辺りは光秀の本能寺の変の伏線か。一方の朝倉義景は「こんな奴なら、そりゃ織田に本気で攻められたらあっという間に滅ぶよな」という妙に説得力のあるキャラである。

 あまりに全ての黒幕が帰蝶になってしまっている策士っぷりはどうかとも思うが、他のキャラクターについては概ねこんなところかというイメージ。まあ無難に展開したというところでしょうか。ただ目下のところの一番の問題は、撮影終了分が6/7放映回で終わりということで、その後はしばし中断になるということが決定されていること。朝倉領の中でニート生活を送っているだけで終わってしまいそうな予感。