徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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ノー・ガンズ・ライフ 第19話「瘢痕」

 なんか複雑な話になってきたな。正直なところ今ひとつ私の理解が追いついていない。つまりはスピッツベルゲンを率いていたのがアンディ・ウォシャウスキーで、彼自身はそもそもはベリューレンと共に拡張体を開発した技術者だったが、その後にベリューレンと袂を分かって、暴走気味のベルリューレンを抑えようとテロ活動をしていたということか。で、どういう経緯でかはよく分からんが、鉄朗は元々その組織に所属していた。

 そして今、鉄朗のハルモニエを利用して十三を操り、十三の真の能力を解放する(その時点で十三の意識が失われる)ことによって、ベリューレンの支配下にあるセブンを撃破し、ベリューレンにも痛撃を浴びせようと考えているというところか。

 今回はそのアンディ・ウォシャウスキーの目論見通り、鉄朗が十三をハルモニエでコントロールして連れてきた・・・と思わせているけど、普通に考えてこれは芝居で十三はしっかり自分の意志でやって来ているというところだろうなという気がする。それとそもそも十三に完璧にハルモニエが効くのかという辺りも疑問だったりする。確か以前にも十三はハルモニエで操られたことがあるが、その時に自分の意志で腕をコントロールしていたということがありましたよね。

 それと十三の意志を完全に奪わないと十三のガンスレイブユニットとしての本来の能力を発揮できないようになっているとの話もあるが、これについても実はその能力は既に解放されているのだが、それを十三が意志で押さえ込んでいるというように今までの展開では思えるところ。

 それにしてもこの作品についても原作つきでさらにはリアルタイムで原作が続行中のようだから、下手すれば決着付かずで終わるんではということを心配してしまう。どんな展開でケリをつける気か知らないが、第1期なんて何も始まっていなければ何も終わっていないところで唐突に終わってしまったから、第2期も唐突に完全にストーリーの中途のところで終わって、そのままになるって可能性が・・・。

     
現在も連載中ですね
そして近日中に最新刊が発売予定

 そうなったら「またコミックの販促用プロモビデオだったのか」という話になってしまうんだが、最近はそんな作品が多い。一昔前はおもちゃメーカーの宣伝用プロモビデオなアニメが多かったが(今ではその役割は戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズがはたしている)、つくづくこの業界も「大人の事情」で振り回されっぱなしの世界だ。

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