徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

A.I.C.O.Incarnation 第8話「行路」

頼れる男の退場と徐々に明かされる謎

 話がいきなり佳境に突入していったようです。敵の攻撃も激しさを増し、そしてついにメンバーの中から犠牲者が出る。頼もしい地味キャラの篠山さんが犠牲ですか。まあこういうキャラが一番に誰かをかばって死ぬってのも一つのバターンです。それにしてもこの作品、「職務に忠実な方々」がいちいち真っ先に犠牲になるな。

    

 そしてストーリーの核心が垣間見えてきました。やっぱり予想通りに神崎雄哉は由良俊英のコピーというか、恐らく由良の脳を試作体に移植したというアイコと同じタイプのようです。ただアイコはマターとリンクしているらしいのに雄哉にはその様子がないのは、何か事情があるということか。

 またアイコは一般マターと明らかにリンクしてるんですけど、いわゆる人型マターは別のようなことを言ってましたが、あの人型は伊佐津柚葉と直接に強力にリンクしていて、アイコとは別のパターンってとこなんでしょうかね。この辺りのマター側の事情もいろいろとややこしいことがありそうだ。

 で、先週になかった「なぜお前もスーツなしでいられるんだ」の台詞が今回ようやく出てきました。やっぱりスーツがないと一般人にはヤバい環境なんですね。そこにスーツなしで出てきた時点で神崎雄哉も人工生体決定ということのようで。にしても、その正体が伊佐津恭介の独白で明かされるという展開は・・・。まあ視聴者には明かすが、他のメンバーには明かさないということなんだろうけど(と言ってたら、来週辺りにあっさりと本人がバラしてしまったりするかも知らんが)。

 

セーラー服と機関銃?

 篠山さんが亡くなったショックで真帆がしばし放心状態になってしまって戦線離脱するんですが、それを正気に戻したのが自ら武器を取ってマターと戦うアイコの姿。しかしあれってまるっきり「セーラー服と機関銃」。アイコがひとしきりマシンガンをぶっ放してから「快感」と呟くのを想像してしまった。まさかこれのためにアイコはずっとセーラー服で来ていたとか? スーツは着ないにしても普通はもっと動きやすい服装に着替えてくるもんだと思うんだが。まあ女子中生はセーラー服着てないとという作者の何かのこだわりがあるのかもしれないが(笑)。

 今回は激闘の中で亀裂の入ったメンバーが再び結束していくという過程なんだろうが、その段取りとして初めて雄哉が感情らしきものを見せた。篠山の死にも平然としているように見えた雄哉に相模達がぶち切れたのだが、雄哉のボロ泣きを見てもろに動揺です。「お前、感情あったのか?!」って感じですね。そのことがむしろ悲壮な覚悟を感じさせることにもなっている。こういう各人の生の感情が行き交う展開ってのは、ストーリー的にそろそろ必要だった内容。

 南原が政府が最終手段をとろうとしているというようなことを言ってましたが、それは核か何かで焼きはらうとかいうところか。どちらにしてもそういう動きがアイコ達の活動にとってのタイムリミット設定になってきて、いよいよさらに厳しい展開になるというところなんだろう。篠山さんのリタイヤはもろに戦力的にキツくなるところですが、装甲車失ったのもさり気に戦力的にキツいでしょう。あの装甲車はラボも兼ねていたようですから、これからの戦闘で敵のパターンを解析して対処するというのは可能なんでしょうか? またここからアイコの移動はどうするんだ? 目的地が近づくほど敵の攻撃が激しくなり、戦闘が厳しくなるというのはパターンですが、ストーリー的にはもう一人ぐらい犠牲が出るかも知れない。

 

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