久しぶりにサバ6製麺所に立ち寄る
コンサートを終えたところで腹が減ってきた。夕食まではまだ時間があるし、これから京都まで突っ走らないといけないのだから、途中で空腹で目眩でもしたらことである。この近くで軽く遅めの昼食を摂っていくことにする。
最初はそばでも食いたいと「やまがそば」に向かったのだが、土曜休みか昼休みか不明だが(多分昼休みだろう)、店が閉まっている。仕方ないので裏手に回って久しぶりに「サバ6製麺所」に立ち寄ることにする。こちらは閉店はしてなかったが、全く客がいない開店休業状態。
「サバ醤油そば」を注文。コッテリした醤油ラーメンにタップリのさば節を加えてコクを出しているのがここの流儀。ラーメンらしいいかにもジャンクな味付けなんだが、これが結構クセになる。さすがに日本人はグルタミン酸とイノシン酸には逆らえない。しっかりとした若干太めの麺がこの濃厚なスープとバランスが良い。
京都のホテルで一泊することに
腹ごしらえが終わると京都への移動。今回宿泊するのは以前にも使用したホテルエルシェント京都。京都駅前の高級ホテルである(あくまで私基準)。前回宿泊した時に、風呂が充実しておりベッドが寝心地が良く、朝食も美味かったことから選択。また実は最大の選択理由は駐車場があることである(これが理由で私が定宿にしているチェックインホテル四条烏丸は最近使えない)。
京都までは高速を突っ走るとすぐに着く。駐車場が空いていたので車を停めるとチェックイン手続きをする。ちなみにどうせGoToキャンペーンで割引になるのだからと夕食付きのプランにしたのだが、実は今回このことでちょっとしたドタバタがあった。
と言うのは、そもそもはこのホテルの建物に入っていた京料理の店での京都食が夕食のはずだったのだが、なんとその店が先月末で撤退してしまったのだとか。前回来た時に「この店は客が誰も入っていないな」と感じてはいたのだが、コロナ不況をどうやら持ちこたえられなかったようだ。そこで急遽夕食の店を振り替えますとの電話が先日あったところ。裏手にあるホテルセントノーム内の京料理店の夕食に振り返られたとのこと。差額はホテル負担なんだろう。
ホテルにチェックインするとしばし作業をしてから大浴場へ繰り出す。ここはかなり大きな浴場があり、ちょっとした温泉ホテルレベル。実に快適である。特に長時間運転で腰に負担がかかっているので、それをゆったりとほぐす。極楽極楽。
裏手のホテルのレストランに夕食を摂りに行く
入浴してから部屋でしばし時間をつぶすと夕食に出向くことにする。ホテルセントノームはちょうどここのホテルの裏手に当たる。こちらも結構高級そうな印象のホテル。夕食はこのホテルに入っている「山水」という京料理店。
落ち着いた店内の広々とした予約席に通される。飲み物のオーダーを聞かれるが、メニューを見るとコーラ600円という調子なので飲み物はパスする。向こうも私のなりを見たらあまり懐には期待しないだろう。すぐにほうじ茶を持ってきてくれる。
料理はいわゆる会席料理というもの。刺身は京都料理にはどうなの?というところだが、天ぷらにゴマ豆腐、炊き合わせというところは京都っぽい。これにすき焼きがついてかなり豪華な内容。
料理をタップリ堪能したところでデザートには安納芋のタルト。これが抜群に美味かった。しっかりと堪能して夕食を終えたのであった。正直なところ内容的に軽めに感じたので、後で腹が減らないかと思ったが、精神的に満足したためか特に不足と感じることはなかった。やはり良いものを食べたら精神的な飢えが満たされるようだ。
夜の作業をしながら小腹ソーメンを頂く
部屋に戻ると原稿の執筆。今回の旅の記録(この原稿だ)に加えて、先ほどパッドで見た「天晴爛漫」の感想やら、同じくパッドで見た「英雄たちの選択」の記事やらと私の本業以外の仕事は実に忙しい(笑)。とは言うものの、やはり今日は疲れが激しいのでなかなか作業ははかどらない。そのために気分転換に小腹そうめんを頂くことにする。
ドーミーインなんかでは夜になると小腹ラーメンがあるが、このホテルは軽い夜食として小腹カップソーメンが配布される。前回の訪問時はこの配布時間前に爆睡してしまって食べてないのだが、今回はこれを頂くことにする。マルちゃんのカップ麺のようだが、ホテルの名前の入った特注の非売品のようである。
そうめんとのことだが、普通に細めのカップラーメンという印象で、どの辺りがそうめんなのかが不明(笑)。ただカップ麺の常でスープがややしょっぱめ。この辺りはあまりに京都的でない。
小腹を満たしてから再度しばし作業。そして本格的に疲れてきたところで就寝することにする。
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