徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~第11話

完膚なきまでにやられる勇者学院の連中

 やっぱり勇者学院の連中が束になってかかっても、魔王様にとっては「指先一つでダウン」でしたね。切り札っぽいゼシアも「歯ごたえのある者もいるようだな」レベルだし。彼女、喋れないだけでなく人格もなさそうな雰囲気がありましたから、やっぱり分離されたカノンの戦闘能力のような気がしますね。そしてカノンの人格の方はエレオノールに存在している。エレオノールが連絡してきた時もアノスが全く驚いていないことから、その辺りのところはアノスはうすうす感づいているというところか。

 レドリアーノ君なんてかなりイッちゃってる状態で何度も挑んでますが、ことごとく玉砕ですから不憫なものです。「馬鹿な」とか「なぜ」なんて台詞はまさに彼のためにあるような台詞です(笑)。自信満々のまま完膚なきまでにボコられるためにいるようなキャラです(笑)。「みんな、オラに力を分けてくれ」の元気玉まで繰り出したというのに、あんなヘッポコ合唱団に負けてしまうという情けなさ。これはレドリアーノ君でなくても「なぜ!」って叫びたくなるわな。しかもアノスは本当はあんなもの必要としてないのに、見せつけるためにあえて使ってるんですよね。この辺りはさすがに魔王様だけあって意地が悪い(笑)。しかし、聖魔法も使えるし聖歌団率いている魔王様って・・・。

 

無双な魔王様に無双すぎる下僕達、一部には犠牲者も

 それにしてもレイとハイネの決闘って、不二周助が聖ルドルフの観月をボコボコにした回にしか見えなかったな。テニスの王子様のアニメの初期が嫌いではなかった私としては(あの作品は進むにつれて段々無茶苦茶になったのが残念でしたが)。レイが完全に「甲斐田喋り」してるし、前からこのキャラ、不二周助に見えてたんだよな・・・腐女子受けする鉄板キャラ。にしても、魔王様ばかりかその下僕クラスまで聖魔法使えるなんて無双すぎだろ。よくまあ昔の戦いで人類が一掃されなかったもんだ。カノン君が必死で頑張っていたのと、慈愛の魔王様が少し手心を加えてたんだろうか。

 そして頭が足らなそうな体育会系ラオス君はサーシャに簡単にあしらわれてました。全く苦戦する余地もなく呆気なくやられてしまう辺りがこのキャラらしいところ。余裕で相手をぶちのめすというのは、ツンデレ高ビーのアスカ・・・じゃなくてサーシャのキャラの本領でしょう。ある点ではもっともアノスの末裔らしい。

 で、あまりに魔王様が無双すぎるので、ストーリー上の要請で少しは苦戦させるために犠牲にされるのはミーシャ。なんか彼女は常に受難キャラな気がする。まあ綾波タイプは大体包帯か眼帯って黄金パターンがありますし。しかしアノス君は、ミーシャがどうなっても自分がフォローできる確信があったからミーシャを一人で行かせたんでしょうけど。そして当然のように良いところで現れて、これでまたミーシャの恋愛度がアップ。なんかミーシャの恋愛度を上げるために、わざと危険なところに行かせている気もしてきた。

 そしてあの陰険教師はアノス君に完膚なきまでボコられて、あれは完全消滅させられたのでしょうか。自分に刃向かった魔族に対しては完膚なきまでにボコっても更正の余地を残していた慈愛の魔王様ですが、人間風情には容赦はないんですかね。それともあの教師の存在自体が普通の人間が狂気に駆られたのでなく、2000年前の怨念自体が作り出した傀儡的存在という可能性も。

 

何かラストと今後の展開が見えてきたような・・・妄想かな

 で、最後はアノスがゼシアとエレオノールを融合させてめでたしめでたしって気がしますね。「また君に救われたようだね」「今度は友人になってくれるな。カノン。」って台詞が今から聞こえてくる。で、この辺りが今回のアニメシリーズの最後かな。その過程で2000年前の怨霊なんて指先一つでダウンさせられて(笑)

 そしてアノスに指先一つでやられてしまったあの三人衆は、どうも2000年前の怨霊に操られていた様子だから、それを断ち切ったら普通にアノスの仲間になりそうな予感。レドリアーノなんて真面目に参謀をやりそうだし、ハイネはレイの実力を認めながらライバルとして張り合おうとするというパターンかな。ハイネ「俺はいつかあんたを越えるよ。」レイ「それは楽しみだね。」

 そしてラオスはお約束としてサーシャに惚れる。そして、アノス「なんだサーシャ、下僕が出来たのか。」サーシャ「なんでこいつが!」ラオス「誰が下僕だって!」なんてやりとりが目に浮かぶ。

 そして最終決戦、敵を食い止めようと戦うが圧倒的な数に追い込まれていくハイネ。その時ハイネの前の敵が一刀両断されて現れるレイ。「手伝おうか?」「余計なお世話だ!と言いたいところだが、正直助かる。何しろ数がこの通りなのでね。」「だろうね。」「だけどあんたがこんなとこにいて大丈夫なのか?」「アノス君なら僕なんかいなくても大丈夫さ。あの二人もいるしね。」「そうかもな。」「じゃあいくよ。」「さあ、かかってこい!俺たち二剣聖を止められるものなら止めてみろ!」「ふっ、二剣聖なんて言っちゃってるよ。」

 そしてラオスはサーシャに対してお約束の「ここは俺に任せて先に行け」パターン。「無理よ、あんた一人で。」というサーシャに「破滅の魔女が暴虐の魔王のところにいないでどうする!」「あんた・・・分かったわ。だけど無茶はしないでね。」「ああ、分かってる。」サーシャを見送ったラオス。「ああは言ったものの、この状況で無茶をしないわけにもいかないわな。まあ惚れた女のために命をかけるってのも、俺としては悪くないシチュエーションだよな・・・行くぞ!」

 うーん、状況が次々と目に浮かぶ(笑)。だけどこういうシチュエーションがあるとしたら大詰め中の大詰めだから、アニメではそこまで行かないし(って言うか、多分原作もそこまでまだ行ってないのでは?)、もし登場しても数年先でしょう。

     
原作が大詰めになるのはまだまだ先のよう

 と言うわけで、久しぶりに私の妄想が炸裂してしまいました。昔からそこそこ面白くて刺激を受ける作品が登場したら、外伝的なエピソードが次々浮かぶんですよね。私は残念ながらゼロからキャラクターを作り出す能力はありませんが(だから根本的に小説家になれる素質がない)、確立したキャラクターを動かすとか、このキャラクターならこう動くはずだとか、そのキャラクターの新たな面を作るなんてのはアイディアが浮かぶんです。ホントに使えないな。この極めて中途半端なクリエイター気質。

 

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