グループに分かれてのそれぞれの戦い
いよいよ全員でギル一味に立ち向かうことになりました。クライマックスに参加するべく小雨も無理をして参加、「十勇士」なんて言ってましたが、勇士とは程遠そうなのも多いです(笑)。
そして立てこもるギルの方は着実に外道度を上げていってます。ここまで外道になっていたら、彼が殺されても誰も同情しない(笑)。しかしあの調子だったら、自分で手下を半分方は殺してしまうんではって気がしますね。
それが5組みに分かれてギルのアジトに潜入。やっぱりTJとディランがコンビを組んで真正面から突入。まあこの二人のペアは無双すぎですな。連携もしっかりとれている様子だし。
天晴と小雨、ホトトとトリスタンなんてのはお約束のコンビ、そしてアルとシャーレンという余り組(笑)。そして正真正銘の余りがチェイスとセス組(笑)。しかしこの余り組がギルの居場所発見という殊勲を上げるんだからこれも笑える。
チェイスがお約束でベタな策略を駆使しました。こういうベタな手はいかにも彼のキャラらしい。それにしても「ジジイ」と言われたのに対し、「俺はまだ35だ!」と言うのにはセスでなくても「えっ!?」。ブライト・ノア19才、ランバ・ラル35才以来の衝撃だが、もしかして35才ってのはそれを意識してる? しかも「なんじゃこりゃ!」は時代が古すぎて(笑)。私の年代にはもろにツボですが、今どきのお子様はオリジナルが分からんだろうな。この作品、とにかくセンスが古いと感じていたが、こういうところまで徹底している。今どき珍しい「昭和世代にアピールする作品」である。
中ボス撃破後の大ボス決戦はどうなるか
それぞれの組がそれぞれ中ボスクラスと激突してそれを撃破するってのがお約束。小雨はまたもや漢字が踊る完全に別の作品になってしましたし、シャーレンは格闘アクションをしてました。最後はサマーソルトキックからの連続技ですからね。スト2かバーチャファイターかと思ってしまった(笑)。そしてトリスタンはその性格から、友を守ろうとした時に一番の力を発揮するというお約束。全く美しすぎるお約束のオンパレードです。
それにしてもエンドロールの配役表見たら、二丁拳銃、ナイフ、怪力、ショットガンって・・・。あいつら役名がないんですね。そう言えば名前をいってるシーンなかったな。四天王的な位置づけなんだから名前ぐらいつけてやれよ(笑)。
次回の展開としてあり得るのは、正面から突入したTJとディランがギルと激戦。しかし覚醒した二人にギルは押され気味になり、ここで卑怯な彼は人質のソフィアを使う。手を出せなくなるディランとTJ(そもそも「いい人」ディランは手を出せんだろうし、TJがソフィアに惚れたのは伏線)。やばいぞというところで天晴の秘密兵器が炸裂、ギルの一瞬のスキをついてディランとTJの二人がギルを仕留める。勝利を収めて二人はクールにハイタッチってとこかな。
やたらに力の誇示に固執していたギルですが、最後の瞬間には何か彼の哲学のようなものを語る気がするな。自分達は時代に良いように使い捨てにされたとか。一人殺したら殺人犯だが一万人殺したら英雄だとか。
で、再開となったレースでは天晴が設置した新型ブースターが炸裂するんだろう。そして大団円ってとこか。
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