徒然草枕

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白鷺館アニメ棟

ノー・ガンズ・ライフ 第24話「冀う」

結局は「俺たちの戦いはこれからだ」オチ

 あらあらあら、本当に完全に中途で終わっちゃったわ。まさに「俺たちの戦いはこれからだ」ってやつ。オリビエも十三も「これから戦うべきは・・・」なんてやってましたからね。

     
原作はまだまだ続いているし、アニメの決着のつけようはないか

 無理矢理に結論を付ける場合の常套手段は、いきなり時間が経っているというパターンだが、今回なんてもろにそれで、知らない間にセブンとの決着は付いていて十三はセブンからペッパーを任されるって展開に。

 で、そのペッパーの危ない精神の原点が回想シーンという方法で語られて。しかしそれが分かったからといって、やっぱり単に危ない奴ということは変わらない。まあその危ない精神が本人の素質だけでなく、多分に環境で育成されたと言うことはよく分かるが。テロリスト集団のイスラム国なんかで生まれた子どもとか、某教団で育てられた子どもなんてこんな感じになる恐れがあるのかもしれない。

 

それにしても十三は無駄にモテる男だ(笑)

 要はペッパーは自分の存在の意義とか実感を得るためにセブンを所有しようとした。そして今回はさらに十三を所有しようとした。しかしペッパーが所有したと考えていたセブンは実は自らの意志によってペッパーに従っており、むしろ彼女を守りたいと考えていた。そこで自らがそれを継続することが不可能と判断した時に、その役割を十三に託したと言うことか。それにしても十三っていろいろと託される奴だ。メアリーも兄貴から託されているし。

 ローサが入れていたプリティーなアップリケがなかなか笑わせてくれましたが、十三の本質って実は結構プリティーなのかもしれない。オリビエの「あなたって結構女たらしなのね」って嫌みがこれまた笑える。十三は実のところは女ったらしというよりはむしろ異常にウブですが。しかし女の方が勝手に近寄ってくるところがある。しかも何だかんだであのマッチョの島津まで助けてたんですね。十三の回りの女性関係って複雑すぎ。本人はハードボイルド気取ってるんですが、それに徹しきれないところが彼の愛嬌ってところでしょう。

 ところで今回のサブタイトル。どう読むんだと苦労したんですが「こいねがう」なんですね。毎回まるで漢字検定目指すようなサブタイトルばかり登場して。「Qさま」の問題にでもするつもりか? その内にカズレーザーとか宇治原とかが出てくるか? ん?漢字と言えば宮崎美子か?

 で、第三期あるんでしょうか? ハッキリ言ってまだ何も始まっていないし、何も終わっていないんですよね。この作品。

 

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