牡蠣街道まで生牡蠣の仕入れに出向く
昨日は大阪まで日帰りの長距離移動してきたせいで、今日も身体に疲れが残っている上に身体のあちこちに痛みがある。そこで「体調不調の時は焼き牡蠣ドーピング」。
考えてみれば毎年このシーズンになると御津から日生にかけての牡蠣漁港が連なる別名「牡蠣街道」まで生牡蠣を仕入れに行っていたのだが、今年はコロナの影響によるお籠もりのせいで全く出かけていなかった。そこで久しぶりに牡蠣街道の途中の室津漁港まで牡蠣を仕入れに行くことにする。
昼前に家を出ての長駆のドライブだが、通称牡蠣街道こと七曲がりの国道250号線は車が連なっている。途中の道の駅みつは第三駐車場まで車があふれかえっている状況。コロナの緊急事態宣言などどこ吹く風の大繁盛である。そこを通り過ぎて七曲がりを進むことしばし、ようやく室津漁港に到着する。
牡蠣のメッカの室津漁港で殻付き牡蠣を購入
ここには多くの牡蠣を扱う店が並んでいるが、私がいつも立ち寄るのは津田正水産。通常なら店頭で牡蠣の試食があるのだが、今年はコロナの影響か各店ともそれは密を避けて自粛している模様。
私が毎回ここに立ち寄る理由はここでは「牡蠣の沖煮」が美味であるから。
とりあえず沖煮2つと殻付き牡蠣2キロを購入して帰る。ちなみにこの辺りの現地で購入する場合、殻付き牡蠣については1キロ900円が相場となっている。
帰宅すると焼き牡蠣を作ることに
帰宅すると早速調理。新鮮な殻付き牡蠣を焼き牡蠣で頂くことにしたい。焼き牡蠣の作り方については試行錯誤もあったのが、現在の私はフライパンを使った蒸し焼きを行っている。いろいろ試した結果、これが一番手軽でかつ美味しく出来ると判断した次第。まず取り出してくるのは焼き牡蠣専用フライパン。フライパンを空だきするような形になるので、テフロン加工のフライパンだとはげて傷んでしまうので、既にテフロンがはげた廃棄になるところだったフライパンを流用している。何だかんだでこれも数年使い込んだ年代物となっている。
ここに簡単に水洗いした牡蠣を並べる。この時に私は丸い方を下にして並べている。
フライパンでひたすら蒸し焼きにするだけ
そのまま蓋をして強火で加熱するだけである。なお貝自体が海水を取り込んでいるので特に水を入れる必要はないが、あまりにフライパン内がカラカラのようなら少しだけ水を入れる。
すぐにフライパンの中が蒸気蒸しの状態になるのでしばらく加熱。
貝が口を開いたらできあがり
開けてみて口の開いている貝があったらできあがりである。この間、ザッと数分である。加熱用牡蠣なのでよく火を通す必要はあるが、加熱しすぎると固くなる。なお口の開いている貝が出てくると言うことは中まで火が通っている証拠。なお牡蠣には生食用もあるが、最初から焼き牡蠣で食べる場合は加熱調理用の方が美味いのでそちらをお勧めする。生食用は生食のために餌の少ない清浄な海域で無理矢理に育てているので、味自体は加熱調理用に劣るのは常識となっている。
出来上がった牡蠣をトングで取ると、ここで必要となるのは牡蠣ナイフ。日生などの現地に行くと必ず販売しているが、今はAmazonでも購入可能。私も現地で購入したものを2本所持している。
これを貝殻の隙間から押し込んで、中の貝柱を切断したらパカッと貝殻が開く。この際に貝殻の中に熱い汁が溜まっていることが多いので、火傷をしないように注意。よく牡蠣小屋などでは軍手を使うが、汁が出て来た時は軍手をしていると熱い汁が浸みてかえって火傷をすることがあるので注意。フライパンから出すと蠣殻の方はすぐに冷めてくるので私はいつも素手で作業している。
濃厚な牡蠣が抜群の滋養強壮効果
こうして殻を開けると中からはプリプリの身が。好みで醤油、ポン酢、レモン汁などを垂らしても良いが、私はいつもこのまま頂いている。牡蠣の濃厚な風味が実に美味で、身体の底から力が湧いてくる気がする。経験上、今までどんな薬よりもこれが一番滋養強壮効果が強いのを実感している。
なお私はいつも室津漁港まで長駆ドライブをしてますが、通販もあるようですね。遠距離の場合はガソリン代と労力を考えるとこれを利用するのも手ですね。ちなみに結構遠距離ナンバーの車も見かけます(名古屋ナンバーなんかもいた)。
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室津漁港の殻付き牡蠣は楽天市場でも販売されているようです
津田正水産の「沖煮」を含む商品詰め合わせはふるさと納税品でもあるようです |