ガキがギャアギャア走り回っているだけで中身がない
渋沢栄一を描く新大河ですが、まあまだ最初ですから、栄一がガキの頃ということで話の中身は全くなし。やたらにうるさいガキが走り回っているだけです。だから正直なところ、今回に関しては全く面白くないですね。
まあ栄一がどんなガキだったのかは描いてますが。とにかくヤンチャで喧しい奴だったという描き方です。確かに男にしてはやたらにに口数が多いし、口が減らないという印象です。頭の回転は悪くなさそうなので、成長していったらかなり屁理屈並べる奴になりそうな気配。
何か栄一の意味不明な歌に合わせてカイコが踊るシーンがあったが、あれはひたすら気持ち悪いだけだったな。どういう意図であんなシーン入れたのかが意味不明。別に虫と心を通わせることが出来るナウシカのような少年って意味があるわけでもないだろうし。単なる映像の遊びとしてももう少しマシなものを作れたと思うんだが。
全体的に冴えない感が否定できない
そしてなぜか突然に徳川家康が登場しての歴史の解説。しかしなんで幕末の説明に徳川家康なんだ? まあ北大路欣也の無駄遣いという感が強かったな。あの空前の腑抜け大河だった「花燃ゆ」でも北大路欣也を意味不明の無駄遣いしてたから、正直なところ嫌な予感しかしない。
OP映像はかなり凝っているような印象を受けましたが、その割には意味不明の円舞とか今ひとつ冴えない内容。また音楽の方も全く何も印象に残らず、かといってスケールの大きさを感じさせるわけでもなくという音楽。何か全体的に「冴えない」んですよね。
結局は話としては栄一の方ではなく、裏でチラホラ出ていた慶喜の方がメインとして見るべきなんでしょうか。ただそれにしても、慶喜が一橋家の養子になったってだけの内容だったから、あまり進んでいない。
まあまだ話が動き出す前ですから、結局は何も始まっていない。正直なところ、今回に関しては面白くないというか見ていて苦痛なレベルだったな。ちょっと引きとしては弱すぎるんじゃないか?
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