徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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アニメ関係の記事は新設した「白鷺館アニメ棟」に移行します。

白鷺館アニメ棟

大阪フィル定期演奏会はフリッチュ指揮でダンベルクのピアノによるドイツもの

週末京都方面遠征

 この週末は京都方面のコンサート。ただし金曜の晩は大阪で大フィル定期演奏会である。金曜日の仕事を早めに終えるとJRで大阪に移動する。

 大阪に到着すると夕食を摂る店を物色。久しぶりに駅前ビルの地下飲食店街を覗いたのだが、この時間帯のこの界隈は仕事帰りに一杯やるための居酒屋ばかりで、私のようにガッツリと夕食を摂りたいという需要にマッチした店は少ない。結局は一回りしただけで肥後橋まで移動してしまう。

 肥後橋に到着するとフェスティバルゲート地下を物色。以前から時々昼食を摂っていた「麒麟のまち」が珍しく夜定食をやっているようなので入店する。何やら開店祝いの花輪が飾られていたが、リニューアルオープンだろうか。

なぜか開店記念の花が飾ってある

 定食メニューは3点ほどあるようだが、「鳥取和牛のしぐれ煮定食(1300円)」以外は売り切れの模様なのでこれを注文する。

和牛のしぐれ煮定食

 1プレートに4品盛ってあるが、これが実に美味い。気分が和食だったのでこれは最適。

 

 納得して夕食を終えるとホールへ移動する。ホールの入りは8割程度。

本日の出し物

 

 

大阪フィルハーモニー交響楽団 第588回定期演奏会

最初は小編成気味

指揮/ゲオルク・フリッチュ
ピアノ/ミシェル・ダルベルト
   ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
   シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
   R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」作品20
   R.シュトラウス:交響的幻想曲「影のない女」作品65

 一曲目はウェーバー。古典色の結構強い曲のせいか、フリッチェも弱音と強音の対比には気を遣っているようであるが、全体的に表現はやや抑えめで整然とした演奏という印象。

 さて2曲目がシューマンのウルトラセブンであるが、ダルベルトについてはプレトークで「2年前に演奏頂いた」という話が出ていたが、確かに2年前にモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏している。その時はかなりロマンチックで溜やらゆらしもある演奏という感想。

 今回も曲が曲だけにメロメロでいくんではと予想していたのであるが、案に反してソロパート以外は揺らしは抑えめで、やや速めのテンポ(前回の時も早弾きの傾向はあった)で結構ガツンガツンと鳴らしてくる演奏。どうやら若い指揮者をバックに結構好き勝手した前回と違い、今回はベテラン指揮者のフリッチェに合わせたかという感もなきにしもあらず。もっともガツンガツンと無味乾燥な演奏にはならないのは、さすがにダルベルト。キチンと見事にまとめきってきた。

 シューマンではやや抑え気味に思えたダルベルトが本領を発揮したのが2曲のアンコール。一曲目はコンマスの崔を加えての非常にロマンチックな曲で、二曲目は軽快で縦横にテクニックを駆使する曲。趣の異なる二曲で見事に会場を魅了したのである。

 後半は大編成に偏向して、フリッチェによるR.シュトラウス2曲。フリッチェの指揮は最初のウェーバーよりはかなり煽る印象。全体的にオケに統制を効かせると言うよりも、特に弦楽器などはボワッと広げた柔らかい音を出させたがる傾向がある印象。R.シュトラウスのオーケストレーションは結構派手なので、それを研ぎ澄ませてシャープに聴かせる向きの演奏も少なくないが、フリッチェのアプローチは音の塊としてフワッとした印象の演奏となる。その結果、ドイツ的と言うかシュヴァルツバルドの森のような幽玄とした雰囲気が漂い始める。

 どちらかと言えば研ぎ澄まされたシャープ系の演奏の方が好みの私としては、やや好みとズレるところを感じないでもないが、これはこれで悪くない演奏である。会場内は入りはやや少なめにも関わらず、それなりの盛り上がりとなった。

 

 

公演終了後は京都のホテルだが、念入りなチェックも必要

 コンサートを終えると移動。明日は京都での京都市響のコンサートだが、その前に京都地域の美術館を回るつもり。そこでそれに合わせて京都で宿泊することにしている。JRで京都に移動。京都に到着した時には小雨がぱらつく状態。そこでなるべく地下を伝ってホテルの方に移動する。

 今日の宿泊ホテルはホテルエクセレンス京都駅前。京都駅前と名乗っているが、実際には京都駅の改札から10分程度はかかる。金曜日で平日とはいえ、今時の京都でまともな料金で宿泊しようと思うと、やはり何か事情のあるホテルになってしまう。ホテルに向かってトボトボと歩いている内に本日の歩数が8000歩を越えたことを腕時計が知らせてくる。

ホテルエクセレンス京都駅前(翌朝撮影)

 ホテルにチェックインして部屋に入ると、まずやることはベッド回りを中心に綿密なチェック。何しろ先日トコジラミの被害に遭ったばかり。再びトコジラミに遭遇するようなことがあったら、それこそ自宅に入れてもらえなくなる。ベッド回りなどにフンなどが見られないことを確認すると、先日購入した忌避剤を散布しておく。

先日購入したトコジラミの忌避剤をベッド回りに散布→購入はAmazon

さらに身体の露出部分には虫除けスプレーを塗布→購入はAmazon

 

 

 ひとまず落ち着いたところで仕事環境を構築。しかし先日の機材の熱処理の際、誤って一部のケーブル類を水没させてしまったせいで、接触不良のものが出てきている。この辺りも今後チェックしていく必要がある。

部屋のチェックと処理を終えて、ようやく一段落

 仕事環境構築を終えると入浴。このホテルは大浴場はないのでユニットバスになるが、比較的大きな浴槽のタイプなので、とりあえずは湯を張りつつ体を温めることにする。長距離移動で腰の様子が不穏なのでその辺りを温めておく。

仕事環境の構築をしたものの、この後に予想外のトラブルが

 一息ついてさて作業をと思ったら、PCが突然にシャットダウンしてしまう。どうやらACアダプタが作動しておらず、バッテリー切れになった模様。ACアダプタ側か本体側かのどちらに問題があるのかは不明。まあこのマシンもそろそろWindows11対応の関係で更新を余儀なくされていたから、そろそろ潮時だろうか。仕方ないので原稿作成作業はpomeraで実行することに。

  なんせこの時に導入したPCなので、かれこれ5年以上経つ

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 そうこうしているうちに夜も更けてきたので就寝にするが、その前に最後の確認を。部屋を真っ暗にして布団の上でゴロンと横になって10分ほどそのままでいる。トコジラミは夜行性で人の臭いなどに反応するので、これで誘い出しになるとのこと。10分後に部屋の明かりを付けて確認するが、動くものはなし。これで安心して就寝することにする。

 

 

この遠征の翌日の記事

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