グダグダ過ごす怠惰な日曜の朝
昨晩は疲労を自覚していたこともあって通常よりも早めに床に就いたので、7時半に目覚ましで起こされた時にも比較的心地良い目覚めを迎えることが出来る。目覚めるとすぐに昨日分の原稿をアップ、それから手早く着替えて朝食に出向く。
朝食は昨日に行けなかった「神戸屋ウーピー」に。500円のワンコインモーニングという強力なアイテムのある店である。

アイスコーヒーにトーストがいつになく美味く感じる。今朝は朝から食欲があるということは体調は良いようだ。やはり快食快眠快便が健康の基本の模様。

朝食を終えて戻ってくると、チェックアウトの11時まで部屋で作業。今朝録画した「健康カプセル」でも見ようかと「どこでもディーガ」を起動するが、機器準備中で接続が出来ないと拒否される。ジェミニ君に聞いてみると「それはよくあることだから(確かに何度も経験ある)、諦めてTVer使えば」とのことなのでTverに接続して視聴。あわよくば今のうちに教ドキュ用の下書きぐらい作っとこうかと思っていたのだが、それは帰宅後にするか(ちなみに帰宅後確認したら、私のディーガはものの見事に土曜の夜中にフリーズしたらしく、「健康カプセル」を始め、土曜~日曜の番組がことごとく録画されていなかったことが判明した)。
この件はその後、全く想定外の泥沼化をします。その顛末はこちらに
体調は悪くはないが、先日8000歩以上歩いているダメージは確実に足にあるので、なんだかんだでチェックアウト時刻の11時手前までゴロゴロと怠惰に過ごしてからチェックアウトする。
ビジネスホテルみかどは私の定宿になっているが、それは宿泊料と快適度のバランスが良いから。単純に宿泊料だけで考えると、この界隈にはもっと安価なホテルもあるがそういうところはどうしても清潔感とかの快適度が落ちてくる。なおこのホテルでも新館でなく本館の方ならもう少し宿泊料が安いが、そっちは設備的な快適度が落ちる。このホテルのポイントは、共同浴場・トイレが気にならないかどうか。私の場合は若い頃に寮暮らしの経験もあるので、それらがよほど不衛生な状態にでもなっていない限り気にならない(そもそもそれが気になりすぎたら職場のトイレも使用不可能になる)。そちらがどうしても個別の方が良いという向きの場合は、宿泊料が少し高めになるがホテル中央オアシスという選択肢もある。ただいずれのホテルも人気も高めなので、早めに計画を立てての早めの確保が必須である。

西宮で昼食を摂るのは大変
今日の予定だが、昼飯食ってから西宮で宝塚交響楽団のコンサートに出向くだけ(だからチェックアウト時刻一杯までグダグダしていた)。とりあえずは西宮に移動だが、問題は昼食をどこで摂るか。特に西宮界隈は飲食店に困る。と言っても梅田近辺はCP的にも望み薄。もうこうなると運を天に任して西宮に移動する。
実のところは行けたらいいなという店の目星はいくつか付けてはある。西宮を降りるとまず第一候補の「むーしゃむーしゃ」へ。途中、比較的評価が高いというそば屋の前を通るが、10人ほどの待ち客、まずこれはパス。「むーしゃむーしゃ」に到着するが、なんと表に待ち客が30人ほど。10人程度なら待っても良かったが、流石にこれでは炎天下の屋外で立ち続けでは、順番が回ってきてもその頃には体調不良で食欲がないってのがオチ。そこで諦めて第二候補に回る。
第二候補は近くのビルの8階にある「野菜ビストロレギューム」。しかしエレベータを降りた時に「予約客で満席なので、予約のない方は2時間待ちになります」という非情な張り紙が。どうもとなりのホールでイベントが開催されているようなので、それが災いした模様。
何となく嫌な予感はしていたが(二店とも人気店である)、これで完全にネタが尽きた。そもそも本当にどうしてもここでと考えているなら、早めにチェックアウトして開店時刻前に並ぶぐらいの覚悟が必要だが、その覚悟が私にはなかったということである。こうなると最悪はいつものケンタで非常食であるが、それは極力避けたい。そこでダメ元でガーデンズに勝負をかけることにする。
とは言ったものの実際にガーデンズを訪れると想像以上の地獄だった。ここにも洋食店はあるが、CPでは「南自由軒」にパフォーマンスでは「グリル梵」に遠く及ばないことを知っているのでパス。となるとジャンルを変えるしかない。こういう時によく使うのは「さち福屋」であるが20組以上の待ちがいて却下、中華料理屋も同様、「かつくら」なんかもあるがビフカツの翌日にとんかつは何か違う。結局はウダウダと一回りしてから、10組ほどの待ちがいた「割烹そば神田」に並ぶことにする。そばは比較的回転が速いだろうという読み。店の前の椅子に座るとpomeraを取り出して長期戦モードに入る。幸い開演までには2時間ほどはある。

30分ほど待たされてようやく順番が回ってくる。注文したのはそば、天ぷら、ご飯などが組み合わさった「籠盛り神田そば御膳(1780円)」。手頃な価格で一渡りが食べられるという日本人好みのメニューである。ツユを入れる器がやけに大きめなのは、そば湯を飲めというメッセージだと受け取る。

そばは硬めでややパサッとしている感があるが、まあ普通と言うところ。ボリュームの不足はご飯を添えることで補うか。まあ場所柄CPには最初から期待できないが、まあこんなところだろうというところ。最後はそば湯も頼んで昼食を終える。
昼食を終えるとホールへ。まだ開場数分前だが、その間に購入済みのチケットをプレイガイドで引き取る。兵庫芸文のネット購入は昨年ぐらいから引き取りの手数料が劇的に上がって、しかもPACの年間券などをコンビニで引き取ると1枚ごとに手数料がかかるようになってしまった。だから年間券などの場合、実質的にここで引き取るしか選択肢がないに等しい状態である。

開場時刻になって入場すると、早めにシートについて時間をつぶすことにする。つまり今、pomeraでこれを書いている(笑)。宝塚交響楽団は芦屋交響楽団に並ぶ関西アマオケの双璧。今回はショスタコの10番とベートーヴェンの4番というアマオケとしてはチャレンジングな曲目。果たしてどんな演奏を聴かせてくれるだろうか。

開演直前になると一階席はほぼ埋まっており、二階席及び三階席にも客が入っている模様。宝塚市交響楽団、流石になかなかの集客力である。
宝塚市交響楽団 第77回定期演奏会

指揮:尾崎晋也
ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 op.60
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 op.93
一曲目は10型ぐらいまでに編成を絞り込んでのベートーヴェン。ほぼノンビブの整然とした演奏である。アンサンブルはまとまりがあるし演奏に破綻はない。この辺りは流石に宝塚市交響楽団である。
と言うのがアマオケフィルタをかけての評価であるが、やはり宝塚市交響楽団レベルになるとプロオケと同レベルでの要求をしたくなってくる。そうなると以下のようになる。
ノンビブのピリオド奏法はどうしても音色が痩せる。それを補って別の魅力を出そうとすると、さらに一段高いレベルでの室内楽的な鋭いアンサンブルが必要となる。ただ残念ながら宝塚響弦楽陣はそのレベルには達していないと感じられた。また弦楽に対して管楽がやや無造作に鳴るのが気になるところ。楽器の心得のない私には管楽で弱音を出す技術的な困難さは分からないが、何となく弦楽陣と管楽陣のピアニッシモのレベルが合致していない印象を受けた。
また整然とした演奏は変化の少ない平板な演奏である。これはオケだけでなく指揮者の方針でもあるのか不明だが、曲全体が一本調子で聞いていてやや眠い演奏になった感がある。古典の交響曲と言ってもただ楽譜をなぞれば良いのではないのだが、どうも単に楽譜をさらっていただけの印象を受けた。
とこのようになる。しかし一番はどうも「柄でない」というのが正直な感想。宝塚響と言えば分厚い弦楽陣のパワーで押し切るのがいわゆるヅカキョウサウンドだと思うのだが、今回はその真逆である。これはオケのレベルをもう一段引き上げるためのあえての挑戦と勝手に推測したのであるが、もしそうならそのこと自体は評価する。
さて休憩後の後半であるが、今度は16型のフル構成になってのショスタコである。こうなるとアマオケフィルタをかけるまでもなく、非常に分厚い弦楽陣をベースにしてのヅカキョウサウンドが冴え渡る。先ほどの一本調子は陰を潜め、弦楽陣の演奏にしっかりと強弱やニュアンスも含まれる。また指揮者を見ていてもその方向に誘導していることが感じられる。
管楽陣も先ほどとは異なり、やはり音色にニュアンスが入ってくる。日本のオケに共通の課題として、どうしても金管陣の不安定さはつきまとうものの、それはアマオケのみならずプロと比較しても致命的というレベルではない。
なかなかに圧倒的なショスタコを聴かせてくれたのである。アマオケにしてこのレベルの演奏をするのは流石。さらにもう一段望むなら、ショスタコの秘めたる狂気のようなものが伝わってきたら完璧だが、その辺りは指揮者もアマオケと言うことを考慮して若干のリミッターをかけた気もしないではない(一つ間違えば演奏が滅茶苦茶になる諸刃の剣なんで)。
流石に関西アマオケの雄、宝塚市交響楽団といったところである。先の芦屋交響楽団のブルックナーといい、高レベルアマオケになると侮れない。まあどの分野に限らず、ハイアマチュアとロープロのレベルは差がなくなってきてるんだろう。プロとアマの区分は決して技術レベルではなく、それで食っているかどうかなので。
もっともプロを擁護するなら、数日で次々違う曲をコンサートで演奏しないといけないプロと、同じ曲を数ヶ月にわたって練習できるアマはその環境が違いすぎるが。そこそこのレベルのものを安定して量産できるというのもプロの重要な技である。実を言うと私も若き頃には文章で生活できないかを考えたことがあるのだが、プロとアマの壁としてそこに突き当たって断念した経緯がある。
さてこれでこの週末の遠征は終了、帰宅の途につくこととなり、今は新快速の座席でpomeraをポチっている。それなりに充実した週末であり、これで明日からの厳しい本業のストレスにも立ち向かえる(もしくは全力で逃げる)ものである。もっとも今回は昨日の夕食で贅沢をしたりなど、それなりに財布に負担もかけているので、明日は野沢菜茶漬けだろうか・・・(笑)。
今回の遠征のまとめ
今回の利用ホテル 私の大阪での定宿ビジネスホテルみかど。新世界の繁華街に近い新今宮にある安価なホテル。宿泊料は土曜日が7000円、平日は5000円前後
他のお勧めホテル こちらも私の定宿のホテル中央オアシス。風呂・トイレ共同というのに抵抗がある方にお勧め。またセパレート型を選ぶとユニットバスでなく風呂とトイレが分離しているタイプになるので、浴槽にしっかり使ってくつろげる。宿泊料はみかどより1000円~2000円ぐらい高い。また人気も高いので塞がりやすい。
この遠征の前日の記事