徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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白鷺館アニメ棟

姫路市立美術館のシャガール展を見学する

姫路で驚異のハイCP寿司ランチを頂く

 昨日は大阪から帰ってきてまだ体に疲労が残っているところだが、先週立ち寄れなかった姫路市立美術館の「シャガール展」の会期が今日までであることから、急遽姫路に出向くことと相成った。先週の教訓から今回は鉄道を使っての訪問である。

 姫路に到着したのは昼頃。美術館に行く前に昼食を摂ることにする。立ち寄ったのは例によっての立ち食い寿司屋「魚路(ととろ)」上にぎりセットに穴子一本とヒラメの縁側を注文。これで会計が1792円なんだから例によっての驚異のCP。

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姫路駅の「魚路」

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上にぎりセット

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穴子一本とヒラメの縁側

 昼食を終えると美術館までプラプラと歩く。相変わらず姫路城内は観光客で大混雑。天守閣に登るのに1時間待ちとかの表示が出ている。私はそれを横目に見ながらまっすぐに美術館へ。

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やはり絵になる城である

 

 

「シャガール展」姫路市立美術館で5/31まで

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 シャガールの作品について、油絵は数点、後は版画を展示。版画の中心は版画本の「ダフニスとクロエ」。

 版画展示の中にはモノクロ版画もあったが、私はやはり色彩あってのシャガールと考えているので、モノクロ作品は少々ツラい。

 ダフニスとクロエに関しては非常に色鮮やかな版画で、いかにもシャガールらしい。かなりの多数の色を使っているらしくて、その点に関してはシャガールのこだわりも強いので作り直しなどもあったとか。それだけに単純な版画ではない美しい世界が展開している。シャガールの描き方も心なしかややマイルドな印象があり、幻想的で優美な世界が表現されている。

 油絵についてはAOKIホールディング所有のものと、各地の美術館の所蔵品が数点。三重県立美術館の看板である「枝」なども展示されていた。これらは見応えあり。

 点数がやや少なめに感じられたが、美術館の規模から考えるとこんなものだろう。

 

 

喫茶に立ち寄ってから帰宅

 展覧会の見学を終えると駅まで戻るのだが、思いの外疲れてしまって歩いて戻る気がしないのでループバスで戻ることにする。風邪のせいで二週間寝込んだりしている間にとんでもなく体力が落ちてしまっている。

 姫路駅に戻ると帰る前に喫茶にでも立ち寄るかという気になる。そこで昼食を摂った店の向かいにある「ハンバーグキッチンBONDS」に立ち寄る。ここはその名の通りのハンバーグを中心としたメニューを頂ける店だが、スィーツ類も結構充実している。注文したのは「アイスクリームワッフル(1030円)」。

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先ほどの寿司屋の向かいの店だ

 出てきたスィーツを見た途端に私の口から出た言葉は「うまそう」よりも「やばい」だった。予想していたよりも遙かにボリュームがある。「これは一体何百キロカロリーあるんだろう?」ということが頭をよぎる。しかも非常にうまそうである(実際にうまかった)のだからどうしようもない。結局は「毒食わば皿まで」である。今の私にはうますぎる毒薬だ。

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かなり「やばい」ワッフル

 結局は自身の体力の極端な低下を痛感した上に、ちょっとの散歩程度では明らかに焼け石に水レベルのカロリーを摂取してしまうことになった次第。結局この日は帰宅後、少しでも帳尻合わせのために急遽プールに出かけることに相成った次第。再び山に登れるだけの体力が回復するのはいつのことやら・・・。