神戸空港から長崎へ飛ぶ
先週末にGWの大型遠征を終えたところだが、まだその肉体的ダメージも回復しない内に九州地区への遠征をすることになった。主目的は地震で大変な熊本にボランティア・・・というほど私は意識が高くて博愛精神に満ちた聖人ではない。そもそも今回の遠征は熊本地震よりもはるかに前に計画されていたもので、主目的は福岡で開催される九州交響楽団の演奏会へ参加することだが、それだけではわざわざ九州に出向く動機としては弱いので、さらに展覧会と離島シリーズの総決算を絡めることとしたものである。
とは言うものの、熊本の惨状に心を痛めるぐらいの人間的良心は持ち合わせている。とりあえず募金に寄付は行ったが、さらには九州地区の観光に貢献することで、少しでも地域経済への刺激になればぐらいの意識はある。
出発は木曜の夜。神戸空港から長崎へスカイマークで飛ぶことにする。主目的地が福岡なのだから新幹線でも良いようなものだが、あえて飛行機を使用するのは「これが一番安いから」。スカイマークからの長崎便はスカイバーゲンを使えれば5000円以下の激安である。これを利用しない手はないというわけ。
正直なところ、今回のプラン設定はかなり直前まで難航した。と言うのも、当初のプランは5/14に九州交響楽団の名曲コンサートに参加、5/15に広島交響楽団のネーメ・ヤルヴィ指揮の定期コンサートに参加というものだったのだが、九州交響楽団のチケットを購入してからの調査で広響のコンサートが5/15でなくて5/14であることが判明、広島のコンサートに参加できなくなってしまったからである。ちなみにその後、広響のコンサートはヤルヴィが病気のために指揮者変更などのドタバタがさらにあったのだが、どちらにしても私としては5/15の予定が突然に消失ということになって右往左往した次第。そこで散々考えた挙げ句、国境の島まで飛ぶことにしたのである。
木曜の仕事を終えると神戸空港へ移動する。夕食は途中の三ノ宮で。ミントの飲食店街のうどん屋でカツ丼セットを頂く。こういうところの店は、味はともかくやはりCPが良くない。
夕食を終えると空港へ移動。スカイマーク便の出発は19時45分なのでしばらく待つことに。何だかんだあったスカイマークだが、この長崎便は東京からの乗り継ぎ客も含めてほぼ満席のようだ。
長崎ではドーミーインで宿泊
長崎までは1時間程度のフライト。飛行機が苦手な私は例によって通路側の席。隣は幼児を連れた親子連れ。この子供はまだおとなしい方なんだろうと思うが、それでもやはり子供の声は頭に響くし、ガチャガチャと騒がしい。
長崎空港からはバスで移動だが、最初のバスは乗客が満員で乗れず、10分後の次のバスに回されることに。飛行機の乗客数に比べてバスの座席数が最初から少なすぎるので、そもそも全員が乗車できることを想定していないようである。まあ次のバスにしたおかけで、補助席まで満杯の鮨詰めバスでなく余裕のあるバスにゆったりと乗車できることにはなったが。
長崎市街に到着した時にはもう既に22時になっていた。飲食店などはほとんど閉まっているので、コンビニでおにぎりを買い込むと宿泊ホテルに向かう。今日の宿泊ホテルはドーミーイン長崎。やはりくつろぐには大浴場付きのホテルが良いが、長崎には大浴場付きホテルが極端に少ないというのが最大の難点。その数少ない選択肢の中からのチョィスである。なお今回はホテル到着が深夜になりホテルでは寝るだけになることが確実なことが事前に分かっているのと、さらにはここも昨今のホテル価格高騰の影響を受けてかなり高価なホテルになってしまっていることから、今回はカプセルルームへの宿泊のプランにしている。
チェックインを済ませたら、ちょうどレストランでドーミー名物夜鳴きそばをやっていたのでこれを頂く。ドーミーはこれがあるのを忘れていた。こういう時にはこれが非常にありがたい。これと先ほどコンビニで仕入れてきたおにぎりで一息。
落ち着いたところで館内着に着替えるととりあえず入浴。ドーミー自慢の大浴場でゆったりとくつろぐ。やはり大浴場付きのホテルにしておいて良かった。これがあるのとないのとでは疲れの取れ方が違う。
カプセルは全20室ぐらいあるようだ。私のは上段カプセル。例によってよじ登るのが結構大変。カプセル自体は特に小さいものではないが、それでも洞穴に入ったような圧迫感はある。少しテレビを見た後、すぐに就寝する。
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