水族館は桜島フェリーターミナルの隣
水族館へのアクセスは市電よりも市バスの方が便利なようである。私の購入したチケットは市バスにも有効。水族館行きのバスに乗り込む。
水族館は桜島フェリーの桟橋から接続している。桟橋からは桜島行きのフェリーがピストン運転されている模様。フェリーの乗船客はそれなりにいるようだが、フェリーターミナルの飲食店が寂れきっているのはこれ如何に。
ここから橋を渡った先が水族館。やはり水族館となると結構大きい。入館した時はタイミングが悪く、ちょうどイルカショーが始まったところのようだ。次の回は2時間先のようだからどうするか。
館内を見学して回る
まずは大水槽を見学。まあどこでもこの手の水槽はお約束なんだが、ジンベエザメなどの巨大魚にエイの類いが悠々と泳いでいる。
大水槽の後は各環境を再現した小水槽展示。一体どこにいるのか探し回らないといけないオコゼの水槽やら、人気のチンアナゴ、さらには地元の海を再現した水槽などのお約束展示である。
桜島は侮りがたいです
4階には展望休憩コーナーがあり、正面に桜島が見える。どうやら今日はお山も鎮まっているようだ・・・と思って自販機で抹茶ラテを購入して一服、落ち着いてから振り返ったら、桜島が噴火していた。流石というか何というか、とにかく活発な山である。
後はお約束の深海魚水槽とか、最近人気のクラゲ水槽とかを見ながら降りてくる。それにしても最近はチンアナゴとか、ダイオウグソクムシとか、クラゲとか、変わったスターが次々に水族館に登場している。
結局は喫茶店でしばし時間をつぶすことに
水族館を一回りしたら、2階にある海の見える喫茶で一息つく。フルーツサンドとコーラを注文するが、これで720円というのはさすがのCPである。昔はこういう施設内の喫茶はCPが悪いのが当然なので、まず使用することはなかったのだが、最近は見学すると疲労が出るものでこういうところで一服するようになった。老化によって体力をなくすと共に、随分と堕落したものである。と言うわけで海を眺めつつフルーツサンドをつまみながらこの原稿を入力中である(笑)。
しばし原稿を入力している内に、疲れも湧き上がってきた。結局このまま次のイルカショーまで待ってそれを見てから帰ろうかという考えがボンヤリと頭に浮かぶ。となったら昼食に軽くホットドックを食べただけだったのを思い出して腹が減ってきた。ガッツリと食べる気はないが、何かを腹に入れておきたい。メニュー見るとナゲット&ポテト(550円)があったのでこの際、CPには目をつぶって追加注文する。そして今、ポテトをつまみつつ原稿入力(笑)。
16時からイルカショーとのことなのでその20分前ぐらいに店を出る。そして階下に降りるとまだ展示が残っていた。これは想定外。巨大魚のビラルクーが泳いでいて、またいわゆる「触れる水槽」の類もあった模様。また付近の漁師に提供してもらったという白いウナギも。白いウナギと言えばそんな歌があったような気が・・・と口ずさんだところで「白いウサギ」だったことを思い出した。そのついでに例ののりピー事件に絡んで「白いクスリ」という替え歌(「白いクスリ、みんなやってる」とかいうひどい歌だった)もネットに出ていたことまで思い出した。そう言えばあの事件もなかなか衝撃的だった。
イルカショーは満員御礼
イルカショー会場に行けば既に客席は観客でいっぱいだった。さすがにイルカショー大人気である。今はどこの水族館でもイルカショーを客寄せの目玉にしているところが多いが、近年はイルカ保護の観点からショーの禁止やそもそもの飼育の禁止を訴える勢力も出てきているとか。まあ欧米のクジラ教徒の政治力を考えたらありそうである。そうなった時に日本の水族館はどう対応するのか。
イルカショー自体はお約束のイルカが飛び跳ねてという奴であるが、ここのショーの特徴的なところは、「イルカの鼻はどこにあるか」とかの学習要素も取り入れていること。もっともイルカがポンポン飛び跳ねる中で、観客がどれだけそれに注意していたことやら。
やんやの盛り上がりのイルカショーは15分で終了。後は引き上げることにする。何だかんだで結構時間をつぶしてしまった(と言うか、かなりの時間は喫茶でつぶしたのだが)。確かに私は水族館は特別に好きでもないのだが、嫌いではないのは間違いない。なお私は結局は亡くなった人に出会うという奇跡はなかったし(というか、そもそも亡くなった会いたい人がいない)、かごしま水族館にはくくるも風花もいなかった(笑)。もしかしたら海やんはいたかもしれないが。
ホテルではくつろいだ後に仕事(笑)
水族館を後にすると市バスでホテルに戻ってくる。今日宿泊するのは法華クラブ鹿児島。部屋はビジネスホテル仕様だが、明るいシーリングライトを使用しているのが仕事をしやすいので私好み。また個別空調の模様なので、冷房や暖房が微妙なシーズンでも良さそうだ。この辺りはさすがに法華クラブ、ビジネスマンのツボをしっかり押さえている(私は観光なのにも関わらず、部屋に対するニーズは完璧にビジネスマンモード)。とりあえず館内着に着替えるとザっと汗を流すために大浴場に行く。
この大浴場完備というのも法華クラブの良いところである。湯はルートインなどと同じ光明石人工温泉というやつである。残念ながらこれについては自家源泉かけ流しのシルクインとは比べるべくもない。もっとも大浴場(風呂の大きさはまずまず)で手足を伸ばして入浴できるのはとにかくありがたい。今日も体のあちこちが悲鳴を上げているのでそれをほぐしておく。
入浴して部屋に戻ってくると仕事環境(笑)のセッティングである。実は昨日のシルクインではLAN構成の影響か、どうやってもiPad3をノートPCに接続することができずに断念したのだが、こちらのホテルでは難なくつながり私のロートルiPad3がサブディスプレイとして認識される。これで狙い通りの環境が構築できた。それにしても毎度のことながら、私のモバイル環境は重装備である。
夕食を摂りに町に繰り出すが・・・
しばしモバイル作業の後、夕食を摂るために出かける。市電で天文館通まで行くと、飲食店求めて商店街をプラプラ。しかし実のところ食欲がいまいち。そのうちに面倒になってきたので「そば茶屋吹上庵」に入店してそばを頂くことにする。
そばを細いものと太いもののどちらにするのか聞かれたので細い方にしたのだが、正直なところもう少し腰があるそばが私の好み。やけにそばが柔らかめなのが不満である。
そばを平らげた後はデザートとして甘酒を頂く。この甘酒はかなりドロリとしたものだが美味。さすがに飲む点滴とも言われているぐらいで、飲んだらそれだけで体がシャッキリとしてきた。
夕食を終えるとホテルに戻るが、異常に疲労が強くてPCに向かっても集中力が続かない。iPhoneを確認してみたら、なんだかんだで1万4千歩も歩いていた。これではほぼ限界なので早めに就寝することにする。
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