徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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アニメ関係の記事は新設した「白鷺館アニメ棟」に移行します。

白鷺館アニメ棟

テレビドラマを製作する話(与太話)

与太話でゴメンナサイ

 今回は私が見たあまりに突拍子もない夢についての与太話なので、「なんだ、業界関係者のドラマ製作の裏話でも聞けるかと思ったのにふざけるな!」という方はどうぞお帰りください。「まあ暇だし、お前のくだらない与太話に少し付き合ってやるわ」という方だけどうぞ。またクラシック関係、山城関係などの記事を期待していた方はゴメンナサイ。夏休みでコンサートネタがないんだとお許しを。

 夢というのは日常生活の記憶とか、もしくは日頃から持っている願望とか恐れなどが原因で見るとか言うので、大抵は何かキッカケになる事実がありそうなもんだが、私が今回見た夢はあまりにも私の現実生活と何の接点もなかったから驚いたというところ。ザクッと内容を言うと、私がある新ドラマの企画・監督を担当することになったという夢である。

 

 

やけにディテールにこだわった作品のようで・・・

 私自身、監督することになった作品がアニメならまだいくらか分からないではないが、なぜか実写ドラマというのが驚き。で、その内容であるが、ある組織に父親を殺された少女がその敵討ちのために父の弟(叔父)の元で特訓をして、組織と戦うという内容。イメージ的にはスケバン刑事がモチーフではと思うが、それとも内容は違う。

多分基本イメージはこれだと思うが、そもそも私はこの作品を見てない

 ここでポイントの一つが少女が使用する武器だが、一般的にはヨーヨーなんかが多いが(まさにスケバン刑事)、それではスケバン刑事の亜流と見なされるからと私が提案したのがなぜか巻き取り式の金属製メジャー。通常のメジャーよりも一回り大きめの鋼鉄製メジャーを敵に投げつけて戦う。そしてメジャーだから投げた後は再び戻ってくるというギミック。アクションとしてはヨーヨーに近いんだが、ヨーヨーと違うのはメジャー自身が刃物になっているから、単にぶつけるだけでなく相手の首筋近くをピューと通過しながら首筋をザクッとやれるというのが特徴。

武器はこれの一回りデカい物で本体が鋼鉄製

 さらにこのメジャー、接近戦時には30センチほど引き出して引っ張るとロックがかかって硬度が増す(この原理は不明)ので、小刀のような使い方でザクザクと敵に斬りつけることが可能。もっと間合いの近い0距離戦になったら、指穴(本体に開いている)に指を通してメリケンサックのように使用することも可能という特殊ギミックがある。

 ちなみにヒロインの武器をメジャーにしたのは、そもそも彼女の父親は世界的な建築家であり、彼女自身も学校で建築設計を学びながら将来は父のような立派な建築家になることを夢見ていたという設定があるから。

 

 

いざ撮影で大問題が発生というオチでした

 ドラマ製作のために私はまず鍵となる小道具であるメジャーの製作のために、文房具製作を手がけている中小企業を訪問、そこの社長にメジャーの内容について説明して製作を依頼する。さらにヒロイン募集のオーディションを実施して、運動経験があってある程度のアクションには対応出来そうな10代の少女を採用。また戦闘シーンでは遠距離戦は映像で処理するが、近距離戦は殺陣が必要なので殺陣師と内容について打ち合わせをする。

 こうして準備万端を整えて、いよいよ撮影初日ということになる。しかし撮影所に「よろしくお願いします」とやって来た少女を見ると、明らかに想定よりも幼すぎる(大活躍していた頃の芦田愛菜ぐらいの印象で、どう見ても小学生~中学生ぐらい)。「えっ、こんな子だったっけ?」と絶句してスタッフと顔を見合わせる私。「困ったな・・・本人の演技力と撮影テクで少しは大人びた印象で撮ることは可能だが、殺陣の時の身長不足はどうしようもないぞ・・・」とスタッフと頭を抱えているところで目が覚めた(笑)。

 

 以上、あまりにも私の実生活と接点がなさ過ぎる突飛な夢なんだが、突飛な割にはストーリーが通っていたので驚いた(笑)。それにしてもなぜこんな夢を見たのかは未だに謎。予知夢であるわけもなく、また何らかの警告とも考えられんし(私は何かのプロジェクトを担当するようなエリート社員でもないので、担当選定に失敗するとかそういう余地もない)、実写ドラマを製作したいというような願望もないし(もっとも今時のつまらん作品だったら自分でも作れるのではと思ったことはあるが)、そもそも業界自体と何の接点もない。謎は深まるばかり・・・。