京都に移動する
翌朝は8時に起床する。疲れが溜まっているのか体が少々重い。起き出すとまずは朝食へ。ここの朝食はご当地バイキングということになっている。法華クラブは宿泊料はやや高めだが、朝食の品数が多くてローカル色もあって良い。ただ若干味付けが濃いめに感じる。
今日の予定は京都でのロンドン交響楽団だが、それ以外には特に京都で予定はない。そこでホテルのチェックアウト時刻の10時近くまで部屋で休憩してからチェックアウトする。
昼過ぎに京都に到着すると、とりあえず荷物をホテルに預けてしまうことにする。宿泊ホテルはチェックイン四条烏丸。チェックインホテルは松山でよく使用していたのだが、そこがこの度京都にも進出したという次第。
祇園界隈で昼食
荷物を預けて身軽になったところで開演時間まで数時間をつぶす必要がある。しかし生憎と現在は京都の美術館は展示の端境期で出し物はなし。どうしようかと思った時に、祇園新橋の町並みの見学でも行こうかと思いつく。
四条通をプラプラと散策。それにしても人が多いし、今日は少々暑い。鴨川を渡った辺りで飲食店を多数見かける。とりあえず昼食でも摂るかと思った時、目の前の店の「りゅう庵」から何やらビビッとくるものを感じたので入店する。
店内はかなり落ち着いたムードで、各席は簡易な個室形式となっている。ここはA5クラスの和牛などの高級焼肉店のようだ。しかしランチタイムにはリーズナブルなランチもある模様。私は「A5肉のサイコロステーキ定食(2180円税込)」を注文する。
サイコロステーキと言っても、当然のようにファミレスなどでよくある成形肉ではない。恐らく切り分け時の端の部分の切り落としだろう。なかなかに良い肉であり旨味がある。夜の焼き肉なんかも食べたい気もするが、私の経済状況ではそれはちょっと無理。さすがに京都は高いが美味いものがある町である。ちなみに安くて美味いものがあるのが大阪、高くて不味いものばかりなのが東京である。
祇園新橋を散策
昼食を堪能したら祇園新橋の重伝建地区をプラプラ散策。ここは所謂旧茶屋町である。今で言えば風俗街とでもいうところだが、ネオンギラギラの情緒皆無の今時の風俗街とは全く違う。今となっては落ち着いた独特の風情を湛えている。
エリアとしては通り二本分の狭い範囲である。どこかでレンタルでもしているのか、着物を着て歩いている女性もいるが、そういう風情がまさにピッタリ。
祇園新橋の散策を終えると河原町方面に戻ってくる。それにしても今日は少々暑い。ここは一休みを兼ねてお茶にしたいところ。ちょうど目の前に祇園辻利があったので、そこの茶寮でお茶をすることにする。「特選辻利パフェ(1382円税込)」を注文。
なかなかに豪華にして食べ応えのあるパフェである。やはり抹茶が美味い。さすがにここは京都である。
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