徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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アニメ関係の記事は新設した「白鷺館アニメ棟」に移行します。

白鷺館アニメ棟

京都市響の大阪公演を聴く

ホテルを出ると大阪に移動する

 翌朝の起床は7時過ぎ。とりあえず朝風呂で目を覚ます。朝は「あがりゃんせ」は開いていないので、ホテルの方の内風呂で入浴。二、三人用程度の小さな風呂だが、湯はかなりヌルヌルとした良質なものである。入浴者が少ない分、むしろこちらの方が湯に力がある。

 入浴を終えるとレストランで朝食。バイキング形式で品数は多いと言うほどではないが、手が入っているものが多くてうまい。

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バイキング朝食

 朝食を終えるとチェックアウトまで部屋で時間をつぶす。テレビをつけたら仮面ライダーをやっているが、仮面ライダーゴースト? 仮面ドライバーの次は仮面ライダー妖怪ウォッチか。ネタ切れも甚だしい気がする。

 チェックアウトしたのは10時前。今日は大阪でのコンサートに参加するだけなので時間に余裕があるのでゆっくりした出発である。「あがりゃんせ」の当日券をもらえるが、さすがに余裕があるといってもそこまでゆっくりもしていられないだろう。とりあえず大阪に向かうことにする。

 大阪に到着したのは11時過ぎ。三連休も中日だったからか、思いの外スムーズに到着した。開演は14時で、開場は13時である。これは「あがりゃんせ」で一風呂浴びるぐらいの時間は十分にあったか・・・。

 

 

大阪で昼食を摂ってからしばし散策

 とりあえず昼食を摂ることにする。立ち寄ったのはいつもの「イレブン」。今回は「ビーフカツのセット(1650円)」を注文。価格はタンシチューよりも安いのだが、どうもボリュームに欠ける。やはりカツはこの1.5倍は欲しい。味は良いんだが。

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将棋会館内の「イレブン」

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ビーフカツ

 まだまだ時間に余裕があるので、福島界隈を散策。この界隈は飲食店には事欠かないが、残念ながらネカフェなどの時間をつぶす施設がない。一人カラオケをする趣味はないし・・・。途中で見かけた「鳴門鯛焼本舗」の鯛焼きなどを頂きながらプラプラするが、結局はやることもなしで、最後はホール前の公園のベンチで開場時刻までしばしボンヤリと過ごすことに・・・最近このパターンばかりだ。

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鳴門鯛焼本舗

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鯛焼きを頂く

 

 

京都市交響楽団 大阪特別公演

[指揮]広上淳一
[ヴァイオリン]松田理奈
[管弦楽]京都市交響楽団

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
シューベルト:交響曲 第8(9)番 ハ長調 「ザ・グレイト」 D.944

 相変わらず京都市響の演奏は安定しているのだが、響きの少ない京都コンサートホールに慣れすぎているせいか、ザ・シンフォニーホールでの演奏では管楽器がややうるさめに聞こえる場面もあった。

 広上の指揮は適度にメリハリを付けたもので、下手に演奏すると長大なダラダラした曲になりかねないグレイトをうまくまとめていたように思われる。松田里奈のバイオリンについては取り立てて印象に残るものはなし。

 総評としては無難な名演というところで特に難癖を付けるようなところはないのであるが、かといって心に残る名演という感じでもないやや中途半端さはあった。

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この日のアンコール

 何やら広上淳一のクネクネした指揮が冴え渡っていたが、先週の京都での井上道義に続いてタコ踊り第二弾である。

 

 

郡山で宿泊

 コンサートを終えると今日の宿泊ホテルまでの移動。今日宿泊するのはスーパーホテル大和郡山。阪神高速から第二阪奈に乗り継ぐと、生駒山を長いトンネルで抜けて奈良へ。後は南下である。こうして走ってみると奈良は大阪の近郊だと感じられる。同じ奈良県といっても北部の奈良市や大和郡山市と南部の吉野は完全に別世界である。

 ホテルにチェックインして荷物を置くと、すぐに夕食のために外出する。しかしホテル周辺は飲食店は皆無。ネットで調べたところ、一番多くの飲食店などがあるのは近くのイオンモール大和郡山内部。やむなく渋滞の奈良バイパスを北上することに。

 イオンモールは馬鹿混みである。田舎になるほど「休日はイオンぐらいしか行くところがない」ということが起こりがちであるが、ここ奈良でも似たようなものらしい。プラプラとレストラン街を物色するが、めぼしい店には大行列が出来ている。テナントの構成は私の見慣れたイオンなどと違い、結構地域色があるようである。印象としてはビュッフェ形式の店が多い。奈良県民は食べ放題が好きなんだろうか? 店を吟味するのも面倒になってきたので、まだ行列が出来ていなかった「フジオ軒」に入店する。

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イオン内の「フジオ軒」

 注文したのは「ポークカツとエビフライのセット(1598円税込)」。カツ自体はファミレスに毛が生えたぐらいのレベルであるが、この価格でサラダバー、スープバー、デザートバーがついてくるのだからまあ良しか。スープバーはバリエーションもなく今ひとつだが、サラダバーはポテトサラダが意外に美味く、デザートバーもプリンが私の好みだった。

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ポークカツとエビフライのセット

 夕食を終えるとホテルに戻って入浴。ここは地下800メートルから掘りだしたという天然温泉の大浴場を持っている。泉質はナトリウム-塩化物泉。恐らく古代海水だろう。特別なところのある湯ではないが、大浴場はありがたい。

 入浴を終えて帰ってくるとかなりの疲労が襲ってくる。この原稿でも入力しようと思っていたが、疲労が濃すぎて考えがまとまらない。諦めて早めに就寝することにする。

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