おもてなし武将隊の演武を見学
桜の馬場でグダグダ過ごして既に2時半ごろ。ホテルのチェックイン時刻が3時からなのでそろそろホテルに入るかと駐車場に行こうとしたら、中央のステージのところに人だかりができている。何かあるんだろうかと思ったところ、どうやらおもてなし武将隊の演武があるとのことなので、見学してから行くことにする。
やがて扮装した女性一人と男性二人が登場。女性は加藤清正の娘で八十姫、男性は小西行長と加藤家の筆頭家老の松井興長という設定らしい。それから音楽に合わせて演武が始まるのだが、内容的には一世風靡(古いな・・・)と戦隊ヒーローショーを織り交ぜたような印象。キレの良いダンスが格好良いが、いささか力が入った姫様の喋りが、もろに○○ピンクって印象なのが何とも。戦国戦隊ブショージャーって雰囲気がどうしても漂う。それにしても男性がつけている鎧は鉄製で15キロあるとのことで、一回踊ると息が切れている。途中から島津義弘というやや年長男性が加わって男性3人の演武も。
ホテルにチェックインする
ステージはやんやの盛り上がりで30分ちょっとで終了。これで熊本城の見学は終了。駐車場に戻って車を拾うとホテルに向かうことに。今日は熊本で宿泊するが、宿泊先はドーミーイン熊本。ドーミーインは久しぶりの利用のような気がする。天然温泉付きのドーミーイン熊本はインバウンド人気もあって宿泊料が高騰しているので昨今は避けていたのだが、今回はインバウンド消失で価格が比較手妥当な線に納まったのとGoToとの合わせ技でここを選択した次第。
チェックインするととりあえず汗だくなので、シャワーで軽く汗を流して室内着に着替えてから最上階の大浴場へと向かう。ここの大浴場は天然温泉である。炭酸水素イオンの多いpH8.2の弱アルカリ泉。しっとりとした肌触りの優しい湯である。
風呂上がりには無料のアイスキャンディーも置いてある。この辺りはなかなかに高級ビジネスホテルである。
汗を流してさっぱりしたところで、またワーケーションをしながら洗濯。下着の替えの在庫が乏しくなってきているので、ビジネスホテルに宿泊した時に洗濯をするというのはお約束行事である。
商店街で夕食を摂ることに
入浴も洗濯も済ませたところで夕食のために外出する。桜町の商店街をうろつくが、まだ6時台で夕食時には若干早いということを考えに入れてもいささか人通りが少ない。飲食店を探して裏通りに入り込むとさらに人通りは皆無。一体どうなってるんだろう。
しばらく人気のない裏通りをウロウロした挙句に海鮮炉端の「前川水軍」を見つけたのでそこに入店する。
飲み物はコーラを注文しておいて、お通しを頂きながらメニューをパラパラ。お通しの味は悪くないので料理はまずくはなさそうだ。
最初にやはり熊本と言うことで馬刺し。さらにくじらの竜田揚げを注文する。馬刺しは赤身で普通に美味い。馬刺しは下手な霜降りよりも絶対に赤身の方が上手い。これに対してクジラの竜田揚げは今一つ。やっぱり昨今は良いクジラを入手しにくくなっているようである。
ここでさらにメニューを見ると活カワハギとの文字が。これを見た途端に私の体で自動的に加速装置が作動する。この状態になると私の財布からの現金の流出速度が目に見えないレベルにまで加速することになる。
カワハギはやはり至高である。私は以前よりカワハギの刺身はテッサに並ぶといっているが、そこに肝が加わるとテッサを凌駕する。久しぶりにカワハギを堪能する。
勢いがついたところでさらに白子ポン酢を追加。この何とも言えない豊かな味わいが心地よい。
さすがにこれだけ食べたところで財布の方からアラートが出たのでサケ茶漬けで締めることにする。これで腹も満たされた。
以上で支払いは7000円。ボッタクリとは言わないがやや高すぎるという感覚。GoTo地域券2000円を受け取っているので、これを使用して支払いは5000円。これでようやくギリギリ妥当という感覚である。大分に続いて贅沢ディナーとなったが、今回は自己負担分がかなり多い。どうやら完全にGoToマジックにしてやられた感がある。
ホテルに戻ると再び原稿入力だが、腹が膨れると一気に疲れが出てくる。昨日の岡城に今日の熊本城、それに実は夕食を摂る店を探すのに繁華街を結構歩いている。何だかんだで今日も1万歩越え。肉体的ダメージは隠せない。
夜にもう一度入浴してから、ドーミー名物小腹ラーメンを腹に入れた頃にはもう身体はほぼ限界になってくるので、今日もやや早めに就寝することにする。