徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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白鷺館アニメ棟

山形交響楽団さくらんぼコンサートを堪能する(さくらんぼも堪能した)

週末コンサート三連荘に出撃

 この週末は木曜日山形交響楽団から始まってコンサート三連チャンであるので、いちいち帰宅してだと体力も高速料金も大変なので、明日は休暇を取ってこの週末は大阪に宿泊する予定にしている。とりあえず木曜日の仕事を早めに終えると車で大阪まで移動することにする。

 現地到着は6時前。ホール前には既に行列が出来ていた。それを横目に見ながらまずは夕食。毎度のように「福島やまがそば」で。天ぷらそばとオニギリがセットになった「そばセット(850円)」を頂く。前回は750円のそばセットを食べたが、100円差でエビ天がついてくるのなら、こちらの方がお得に感じる。

 夕食を終えるとザ・シンフォニーホールへ。まずは山形交響楽団であるが、ロビーはさながら山形産直市の状態。さくらんぼからでんろく豆(山形産らしい)の販売が行われていて、でんろく豆のキャラクターまでやってきているという大盛況ぶりである。

 ホールは2階の後ろ半分と1階のみ使用。入りは5~6割というところか。

 

 

さくらんぼコンサート2022 大阪公演

[指揮]阪 哲朗
[ヴァイオリン]神尾真由子
[管弦楽]山形交響楽団

木島由美子:風薫~山寺にて~(山響創立50周年記念委嘱作品)
ラロ:スペイン交響曲 op.21
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 BB 123

 一曲目は木島由美子による新曲。現代風の曲ではあるのだが、どことなく日本の伝統的な風景を連想させる抒情を感じさせるところがある。山形響の管楽器群がまるで邦楽のような音色を出していたのが印象的である。

 スペイン交響曲は、そもそもがラテンでエキゾチックな曲だが、神尾の演奏はそれに輪をかけて濃厚な味付け。神業技巧に支えられたこってりとした表現である。これに対するバックの山形響はドッシリと重心の低い安定した演奏。流れるような円舞のような指揮を行う阪はラテンのリズムを演じているようにも見える。

 終始、神尾の神業を盛り上げるかのような演奏であり、ソリストの技量が光るだけでなく、バックとの意思疎通も非常によくできているまとまりの良い演奏である。

 山形響は10型という小型のオケであるが、パワー不足を感じさせないのは以前に山形で聞いた時と同じ。テルサよりも空間の大きいザ・シンフォニーホールでも音量不足にならないのはかなりのパワーを持っている。なお10型の3管編成なので一般的な12型に3管の他のオケに比べると、ややバランス的に管楽器が強めに出るので、それが音色の華やかさにもつながっている。

 後半のバルトークに、その山形響の特徴が端的に現れている。バルトークのこの曲はかなり強弱もあり、随所に激しい部分もある曲であるが、そういうところで全くパワー不足に陥らない上に、一転してしっとり聞かせるところはなかなかに綺麗な音を出す。小編成にもかかわらず安定感と厚みを感じる音色。山形響なかなかやるなというのが正直な感想。円舞のような阪の指揮も終止さえまくっていた。


 先の山形遠征に続いて山形響の実力侮りがたしと感じさせられたコンサートであった。なおコンサート終了後、観客全員にサクランボとのど飴のオマケつき。さらには抽選でサクランボ200グラムが当たるという特典も。くじ運のなさには自信があった私なのだが、驚いたことにこれに当たってしまった。なお「後からなら何とでも言える」とツッコまれそうだが、実は今回のコンサートについては、なぜかチケット購入前から私は「今回はサクランボが当たる気がするな」とずっと感じていたのである。霊感の類を全く信じない私であるのだが、なぜか個人的には阪神大震災の前日に「なにか今晩良くないことが起こる」という強い予感がして、慌てて家具の転倒対策をしたなんてこともあった。たまにこういう「不思議現象」が起こるのである。野生の直観か、神の加護か、はたまた先祖の霊か何かは知らんが(まあ単なる偶然だろうというのが私の理性の声)。

さくらんぼコンサートお土産三点セット

こちらが全員配布のさくらんぼ

こちらが当選品

 

 

大阪の定宿へ

 コンサートを終えると車を回収して、明日以降のコンサートのためにホテルに移動する。今日の宿泊ホテルは毎度のごとくホテル中央オアシス。いつもは駐車場には結構余裕があるのだが、今回は駐車場が一杯で事前に確保していなかったらヤバいところだった。どうももろもろ通常モードに戻りつつあるようであるが、その水面下で大阪ではコロナの新型株が流行の兆しというヤバい話もある。恐らく選挙の投票までは「コロナは終わった」ということにしておいて(その方が与党に有利になるから)、投票が終わった途端に急に大騒ぎになるのではという気がしている。

このホテルは部屋ごとに微妙に間取りが違ったりする

 部屋に入るとモバイルワーク環境を構築すると、風呂にお湯を張ってまずは汗を流す。その後はファミリーマートで購入した夜食を摂りながら、しばし作業に精を出すのである。この日はベッドに入ってもなかなか寝付けず、やむなくパッドをリモート接続して録画済みのアニメを見たりしながら眠気が来るのを待つ。就寝したのは夜中。

リモートワーク環境は整備したが・・・

 

 

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