やや寝不足気味になってしまった
昨晩にあまりに早く寝付いてしまったせいで、夜中の4時に中途覚醒してしまう。すぐに眠れなかったのでしばし時間をつぶしていたら、何だかんだで6時頃まで目が覚めている状態。それからウトウトして目覚ましがかかったのが7時半。身体が重くて起きられない。
目覚め最悪の状態でとりあえず朝食へ。朝食はバイキング。可もなく不可もなくといったところなのだが、どうも出来合感が強すぎる。ここはもう少し朝食が魅力的ならもっと利用したくもなるのだが。
朝食を終えるととりあえず朝風呂へ。しかしやはり身体がしんどくてどうにもならない。結局は入浴後に再びベッドに転がって、チェックアウト時刻の11時前までウツラウツラ。目覚ましで叩き起こされると慌てて荷物をまとめてチェックアウトする。
ハーバーランドを散策することに
さて今日の予定であるが、神戸文化ホールで神戸フィルのコンサートが14時から。文化ホールまではここからだと車で10分もかからない。だからむしろこれからしばらく時間をつぶす必要がある。幸いにして駐車場は今日の夕方までのチケットをもらっているので、まだ余裕がある。とりあえずキャリーを車に移してから昼食を取る店の物色も兼ねてモザイク方面に散策する。
この界隈はいかにも若い女性などをターゲットに整備しましたという雰囲気の漂うところ。こういう雰囲気は私にはアウェイの極致である。
プラプラしている内にモザイクまでたどり着く。ここまで来ると港の風景が見られる場所になる。こういうところは夜に彼女でも連れてきたらムードタップリなんだろうが、オッサン一人で来るようなところでもない。結局は私とは一番遠い世界のようで、周りに張り巡らされているリア充結界のせいでMPが削がれる。
結局はモザイクまで行ったものの、どうにも高そうな店ばかりだし、立ち寄るべきところもないし(オッサンがアンパンマンミュージアムに行っても仕方ないし)、散歩しただけで引き返してくることになる。その内に面倒になって途中の「にしむら珈琲店」に入店してお茶することにする。モンブランパフェを頂く。
パフェを突っつきながらマッタリしていたら、その内に正午。もう面倒臭いし、あまりがっつりと食べる気も起こらないしで、このままここでランチセットを注文することにする。
結局は何だかんだで喫茶店で時間をつぶしてしまった・・・。実に不毛である。しかもこの喫茶店、特に美味いというわけでもない(特に珈琲が(笑))。場所柄価格は一流なんだが(しめて本日の支払2600円)。
昼食を終えたところで駐車場に移動して車でホールまで移動することにする。向こうでは車はホール向かいの地下駐車場へ。この距離だったら、わざわざこっちの駐車料金を払わなくても、ホールまで歩いて行っても良かったと気がついたのは地下駐車場に車を置いてからであった。
私がホールに到着したのは開場前の13時頃。その時点で既に待ち客はいたが、それが10分も経てばかなりの人数に増加する。結局は階段が待ち客で一杯になってしまったせいか、13時半の会場予定よりもやや早めの13時20分頃に開場となる。
入場するとまずまずの席を確保するが、その後も観客は時間を追って次々と増えていく。最終的に文化ホール1階席の半分以上は埋まっているか。まずまずの入りである。
神戸フィル ニューイヤーコンサート2024
指揮:朝比奈知足
チャイコフスキー 交響曲第6番より
シューベルト 交響曲第7番「未完成」より
エルガー 「エニグマ」より「ニムロッド」
ベック 「アナと雪の女王」メドレー
A.L.ウェーバー 「オペラ座の怪人」セレクション
LISA 「鬼滅の刃」より「紅蓮華」
ヨーゼフ・シュラトウス ポルカ「短いことづて」
ワルツ「我が人生は愛とよろこび」
ポルカ「女心」
レハール ワルツ「メリー・ウィドー・ワルツ」
ヨハン・シュトラウスII ポルカ・フランセーズ「ビッテ シェーン」
ポルカ「恋と踊りに熱中」
ワルツ「美しく青きドナウ」
アンコール
ヨハン・シュトラウス ラデツキー行進曲
前半は新年らしいポピュラー名曲集で、最初はクラシック名曲の抜粋だが、その後は果ては鬼滅の刃までというバリエーション。そして後半はお約束のウィンナワルツ集である。
神戸フィルは10-8-6-6-5という小編成であるが、パワー不足感はあまりない。もっともバランスとしてどうしても管楽器上位になる傾向はある。
そもそも神戸フィル自体の位置づけが、アマチュア以上プロ未満というところがあるから、演奏もそういうものになる。明らかにそこらのアマチュアオケよりはレベルが高いのであるが、一流プロと比較すると各セクションの細かい技倆などではどうしても劣る部分はある。実際に最初のクラシック名曲抜粋などになると、管楽器が細かいところでしでかしたりなんてやや残念なこともあった。
とは言うものの、総じて演奏にはアマオケとしては安定感はあり、ポピュラー名曲などは溌剌していてなかなか良かったと言える。
後半は軽快なワルツを並べ、最後はドナウを美しく演奏して終了、そしてアンコールはラデツキーで盛り上げるというお約束パターンで綺麗にまとめた。
場内もそれなりに盛上がったし、観客もアマオケの有料コンサートにしては多い。これはこのオケが市民に受け入れられていることを示していると思われるが、確かにそれに十分なだけのパフォーマンスは披露していたと感じる。