徒然草枕

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Re:ゼロから始まる異世界生活2nd season 第37話

魔女達の思惑に翻弄されているスバル

 エミリアを助けて、エルザを撃破して、聖域を救う。かなり無理ゲーに見える状況でスバルはエキドナに救いを求めようとしたところ、わけの分からん試練かなんかに巻き込まれた挙げ句に魔女総出演の状態に巻き込まれることに。

     
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 あのわけの分からん世界はスバルが亡くなった後の世界と言うことか。だとしたら、スバルは死ぬ度に平行世界にでも飛んでいるということになるが、それが真実なのかそう思わされているのかは分からないということになっていた。ただいずれも「あり得る世界」と「あり得た可能性」ってことで、それこそエキドナが好奇心津々で見たがっている世界のようにも思える。

 エキドナはスバルを契約を交わそうとし、八方塞がりのスバルも「それも悪くないかも」と傾きかけるが、そもそも魔女との契約なんてろくなもんじゃない。ゴタゴタしているうちにスバルもエキドナが人間の常識が通用しない相手であることを痛感して、契約は拒絶したようです。そもそも善悪とか愛とか情とかいった概念がなく、純粋に自身の好奇心に従っているだけの貪欲の魔女ですから、契約なんかしてしまったら、それに縛られて振り回されるだけになることが見えている。とにかくこの件で、スバルはエキドナは利用したとしても信頼に値する相手ではないと言うことは見定めたようだ。

 

エキドナと決別したとしても、どうやって事態を解決するのか?

 ベア子の過酷な立場もエキドナが単に好奇心だけで深い考えもなく仕組んだものということが分かり、そのことがスバルの怒りを呼んだよう。しかしこういった人間の感情を一切理解できないのがエキドナという存在。魔女達はそもそも思考パターン自体が人間とは全く異質であるということである。

 で、魔女達総出演の中に最後に現れたのは嫉妬の魔女様でしょうか? 以前に出てきた時に見た目がエミリアと瓜二つで、しかもスバルに対するかなり強い執着がある模様。どう考えてもエミリアと何らかのつながりがあるとしか思えないのだが、この辺りはこの作品の根幹の謎なんだろうな。恐らくアニメの世界ではそこまで触れずに終わるだろう。

 それにしてもエキドナと決別は良いとしても、スバルの八方塞がりという状況には変化はない。何か打開の糸口は見えたんだろうか。とにかく聖域の解放には何らかの支援をしながらエミリアたんに頑張ってもらうしかない。そして聖域が解放できたらどうにかしてガーフィールを取り込んでエルザにぶつける。大兎はベア子とエミリアの魔法が頼りってとこかな。

 

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