就寝が早すぎたせいで翌朝は6時前に目が覚める。今から寝直すと寝過ごす危険があるので、朝風呂で目を覚ますとすぐに朝食に繰り出す。メニューは昨日とかなり似ているが、いくらかは違うメニューになっている模様。さすがにルートインでもこの程度の工夫はあるのか。
バスとJRで熊本へ移動
今日の予定だが、今日はもう昼頃の飛行機で帰るつもり。夕方の飛行機まで粘っても立ち寄る当てもないだろうし、航空機の料金が高くなるからという理由で昼便を予約してある。その計画は正解だったようだ(この後、夕方まで時間をつぶすようなところは思いつかない)。ただホテルから空港までは往路でも乗車した高速バス・すーぱーばんぺいゆで行けるのだが、生憎と8時台のバスだと空港で2時間以上待つことになるし、10時台のバスだと空港到着が出発時刻のギリギリでちょうど良い時間のバスがない。仕方ないので、8時台のバスでJR八代まで行き、熊本で土産物等を購入してから熊本駅から空港リムジンで熊本空港に行くことにする。
熊本駅まではおれんじ鉄道の車両が快速として運行されている。熊本駅に到着すると駅内で土産物を諸々購入。これも熊本へのお布施の意味もある。実際に寄付付きの土産物などもある。また熊本銘菓の陣太鼓を使った「陣太鼓ソフト」なるものを見かけたのでこれを頂く。どうやって作るんだと思っていたら、本当に小さい陣太鼓を出して来てソフトに混ぜている。小豆や餅が混ざっていてなかなかにうまいソフト。これはありだ。
土産物等を一渡り買い終わると空港リムジンに乗車。しかしこのバスは高速バスと違って路線バスの一種であるから、途中の停留所は多いし道は混雑しているしで結構遅い。熊本と八代では空港からの距離がかなり違うのに、共にバスでの所要時間が60分程度になっていた理由がこれで納得できた。それでもバスは空港へはほぼ時間通りに到着する。
震災の傷が未だ癒えぬ熊本空港から空路で戻る
空港内の売店でさらに土産物を買い足すと搭乗ゲートを通過。往路の時は夜に通過したのであまり気がつかなかったが、改めて周囲を見てみると建物自体の損傷がかなりあったのか、あちこちが応急処置で凌いでいる様子が見られる。そもそもこの空港の所在地は今回の地震で甚大な被害を出したことで知られる益城町であるし、空港の建物自体もかなり損傷したのだろう。まだ仮復旧といった印象で、この辺りは現在の震災復興状況を象徴している。それにしても東日本も放置、熊本も放置で東京利権ピックに邁進する現政権に政権担当能力はあるのか?
阿蘇熊本空港の周辺はやはり気流が悪いのか、離陸直後から気持ちの悪い揺れがあるの往路と同じ。ただ今回はその後は常にかなり揺れ、飛行機が元々あまり得意なわけではない私にはかなり気持ち悪い飛行になってしまった。ボンバルディア+乱気流というのは飛行機嫌いには最悪のコンボである。
予定通りに大阪空港に到着するとここからバスとJRを乗り継いで帰宅と相成ったのである。それにしてもかなり疲れた。