徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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PAC第86回定期演奏会

第86回定期演奏会 リーパー&ゼンプレーニ 華麗なるドイツ・ロマン派の流れ

指揮  エイドリアン・リーパー  
ホルン  サボルチ・ゼンプレーニ  
管弦楽  兵庫芸術文化センター管弦楽団  

ワーグナー:ジークフリート牧歌 op.103  
R. シュトラウス:ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 TrV 283  
シューマン:交響曲 第3番 変ホ長調op.97「ライン」  

 一曲目からPACオケがいつになく密度の高い綺麗な弦楽演奏を聴かせてきたが、その流れが最後まで続いた印象。

 ホルン協奏曲はゼンプレーニの流麗なホルンの音色が心地よい。まさに流れるような音楽であった。

 シューマンのラインは緻密にしてエネルギッシュな演奏であった。シューマンの交響曲は往々にしてその構造上の欠点から途中で緊張感がぶち切れる場合が多いのだが、そのようなこともなくフィナーレまで持っていった。PACの若々しいパワーが良い方向に引き出されたなかなかの演奏であった。