徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

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白鷺館アニメ棟

関西フィルハーモニー管弦楽団第282回定期演奏会&GW北海道方面遠征開始

 さあいよいよGW。今年のGWは北の大地に飛ぶこととした。北の大地の温泉でも巡りつつ、この地の宿題を解決しておこうという計画。ところで北と言えば現在某北の王国の馬鹿ボンが、アメリカの馬鹿大統領とチキンレースを展開中であるが、旅の途中でおかしなニュースが飛び込んでこないことを祈るのみ。それにしても体制維持に汲々として必死で虚勢を張り続ける無能な三代目と、低迷続きの支持率上昇のための最終手段として戦争をもくろんでいる馬鹿大統領。さらにはどさくさまぎれに念願の戦争に踏み切りたいと願っている馬鹿ポチ総理。どうも現在の世の中はろくでもない指導者(人を指導するような能力はないのだがら、そもそもこの言葉を使うこと自体が矛盾だが)には事欠かないようだ。こんな馬鹿共でも権力者が務まるのなら私でも十分可能な気がする。いっそのこと世界が私の意志の元に支配された方が人類にとっては幸福なのでは、などとショッカーのような発想が出てきそうになる。キルヒアイス、宇宙を手に入れたくなってきた・・・

 いきなりろくでもない妄想が炸裂してしまったが、現実に戻ることにする。

 今回の出発は土曜日。まずは札幌まで飛ぶ前に大阪で関西フィルのコンサートである。土曜の昼前に家を出ると、大阪駅で軽く昼食を摂ってからザ・シンフォニーホールへと移動する。プレトークで飯盛が「連休の初日なのにこんなに多くのお客様に来ていただいて」と言っていたが、確かに連休の初日では実は微妙に邪魔な日程だったりする(これがなかったら、昨晩に札幌に飛んでいる)。そういえば去年もこの日だったような。

 

関西フィルハーモニー管弦楽団第282回定期演奏会

[指揮]飯守 泰次郎(関西フィル桂冠名誉指揮者)
[ソプラノ]澤畑 恵美
[メゾ・ソプラノ]池田 香織
[テノール]畑 儀文
[バス・バリトン]片桐 直樹
[合唱]関西フィルハーモニー合唱団
[管弦楽]関西フィルハーモニー管弦楽団

ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 op.123

 特別に難がある演奏ではないのだが、特別に印象にも残らなかったというのが正直なところ。ベートーベンにしては意外に曲調にインパクトがないせいだろうか。全体的に穏やかかつ無難に流れた印象があり、もっと激しく表現してきても良いように思われた。プレトークで飯守氏が、単に静かに神に祈るというのと違って、叩きつけているような表現という類いのことを述べておられたのだが、その話とのギャップをいささか感じてしまった。

 

簡単に夕食を摂ると北海道へ飛ぶ

 コンサート終了後は、札幌に飛ぶために伊丹に移動である。しかし今日は一曲だけのプログラムなので、いつもよりもコンサートの終了が30分ほど早かった。これが分かっていたらもう一便前の飛行機にしたのだが。私の予約した便は7時頃に出発して札幌に夜に到着する便。搭乗時刻まではまだまだかなり余裕がある。そこでかなり早めではあるが大阪で夕食を摂っておくことに。駅ナカの「利久」に入店して「タンシチュー定食(1566円)」を頂く。なかなかに濃厚な味である。なおタンシチューと言えばタンステーキのデミグラスソースがけのようなものが多いが、ここではそのタイプは「ぜいたくタンシチュー」となっており、通常のタンシチューはビーフシチューのタン版。私好みのシチューではある。

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利久のタンシチュー定食

 とりあえず夕食を終えると空港バスで伊丹まで。ところで大阪駅には巨大なバスターミナルが新設されたのだが、なぜか空港リムジンはそこからではなく周辺のハービスや丸ビルから運行されている。高速バスとは違うという意味なのだろうか。

 空港には出発時刻の2時間前ぐらいに到着する。しかしもう夕食は済ませているし、空港内に特別な用事はない。さすがにGWか、空港内に人影が非常に多く、搭乗手続きカウンターを見れば大渋滞している。私はスキップサービスなので搭乗手続きはないが、この混雑がそのまま荷物検査場までつながったらたまらない。荷物検査場をのぞいてみたら現在の混雑はそれほどでもないようなので、今のうちにさっさと保安ゲートをくぐってしまうことにする。

 保安ゲートをくぐってしまうと暇で仕方ない。と言うわけで現在この原稿を出発ゲートで入力している(笑)。まだ搭乗時刻まで1時間はある。どうも私は空き時間をマッタリぼんやりと過ごすのは苦手だ。まだまだ人間が枯れていないのか。

 ようやく搭乗時刻。夜の便のせいか737の機内搭乗率は3割程度。楽で良いが、こんな便ばかりだったらANAがつぶれる(笑)。この人数だとこのサイズの機体は不要だと思うが、多分機体の回送も兼ねてるんだろう。

 新千歳までは2時間弱。機内でこの原稿を打ちながら時間をつぶしているが、やはり長い。

 

北海道に到着するとホテルで夕食第二弾・・・食べ過ぎ

 疲れ切った頃にようやく新千歳空港に到着。さすがに札幌はやや肌寒い。それを警戒して一応ジャケットを持参しているのだが、それが正解だったようだ。

 新千歳空港から札幌までは快速エアポートで40分程度。ホテルは駅前にあるルートイン札幌駅前北口。とりあえず部屋に荷物を置くと花の舞で夕食第二弾にする。

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ルートインポンタはやけにおめでたい仕様

 なんてことない居酒屋メニューだが、札幌で食べるとなぜかうまいんだな。

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タコカラとサイコロステーキ

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ネギトロ巻

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最後は刺身・・・って完全に食い過ぎ

 夕食を終えると大浴場で入浴。疲れが出てきたところで就寝したのである。