徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

京都市交響楽団 第614回定期演奏会

大混雑の京都へ・・・

 この週末は京都のコンサートである。これは以前から計画されたもので、宿泊ホテルもチェックイン四条烏丸を確保済み。後は粛々と計画を実行するだけと思っていたのだが、この週末に私が京都に行くと聞いた会社の後輩が一言。「この週末の京都は滅茶苦茶混雑すると思いますよ。」「いや、京都が混雑するのなんていつものことだろ。」「いやー、だからこの週末は祇園祭ですから。」「えっ?!」

 祭りというものにとんと興味のない私は、祇園祭のことなんか全く知らなかった次第。そう言えばこの週末のホテルはいつになく宿泊料が高かったっけ・・・。

 混雑を警戒して午前中に京都に到着する。ここまでの新快速は、やけにテンションが高くてやかましい中国人などはいたが、そう異常な混雑ぶりではない。ここから地下鉄で宿泊ホテルのある四条へ。今のところは地下鉄はいつもの通りの混雑。

 ホテルに到着すると荷物を預けるつもりだったが、もう部屋に入れるというので部屋に入って休憩することにする。シャワーで汗を流してから、サイエンスZEROの再放送を見ながらマッタリ。南沢奈央がこの番組のアシスタントになってからかなり経つが、やはりこの子は芸能人としては印象が地味で決定的に華がない。ただコメントなどを聞いていると、芸能人にしては珍しいほど賢いように思われる。結局はなんだかんだ言っても、嫁にするとしたらこういう子が良いんだろうな。

 1時になったところでホテルを出ると、昼食を摂ってからホールに向かうことにする。しかし四条駅の地下の飲食店はどこも満員状態。今までこんな混雑を見たことがない。祇園祭の影響が早くも現れているか。たまたま空いていた「そじ坊」を見つけてここで昼食にする。ちなみにここも私の後に続々と客が来て順番待ちの状態に。間一髪であった。

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昼食のなめこおろしそば

京都市交響楽団 第614回定期演奏会

広上 淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)

ブラームス:大学祝典序曲op.80
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調op.90

 一曲目の大学祝典序曲は広上がいかにも祝祭的な派手や演奏をしてきたが、音量がやや飽和気味でゴチャゴチャしてしまった印象。

 ベートーベンのバイオリン協奏曲については、ズーカーマンのバイオリンがさすが。特に弱音の美しさは特筆もの。音量が下がっても強い音色でしっかりと心に届く。この辺りは単にテクニックだけで押してくるようなバイオリニストと一味違う。

 ラストのブラームスの三番はダラダラと演奏すれば極端に眠たくなる曲であるが、広上はかなりメリハリのついた明快な指揮で聴かせてきた。京都市響のアンサンブルもしっかりと安定しており、京都市響の技量の高さも示すまずまずの演奏となっていた。

 総じて問題なしの演奏であるのだが、どうも最近の京都市響の演奏はガツンと来るものがなくなっているように感じられるのが不満なところ。大フィルの方が明らかに技術的には劣っているにも関わらず、たまにガツンと来る演奏があるのと対照的。大フィルは多様な指揮者を起用するので、大ハズレすることもあるのだが、その一方で普段にはないようなすごい演奏もたまにある。広上の手兵として技量を上げてきた京都市響だが、既に技量としては関西で一番となった以上、さらに一段の脱皮を図るにはこの辺りでそろそろ多様化を図った方が良いのかもしれない。

 

祇園祭の京都は・・・戦場だった

 コンサートを終えたところでホテルに戻ることにする。しかし地下鉄に乗り込んだら車内アナウンスが。四条駅のホームが大混雑しているので、四条で降りる人は一駅手前の烏丸御池で降りてくれとのこと。祇園祭の影響がいよいよ直撃したようだ。

 烏丸御池から表に出ると、既に露店がスタンバっている状態。まだ道路を車が走っているが、これはまもなく規制がかかるのだろう。死にそうに暑い京都の町を、人混みをかき分けながらえんやとっととホテルに向かう羽目になったのである。

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道路では出店が準備中

 ホテルに戻ると汗だくなのでとにかく入浴。夕食を摂る必要があるのだが外に出かける気にはならないので、ホテル内のレストランで摂ることにする。トンカツに鳥すきの一人鍋に冷や奴とご飯の組み合わせ。一品が300円均一なので、以上で1200円。CPとしてはなかなかである。

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鳥すき

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とんかつ

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冷や奴

 

 夕食を終えたところで祭りで盛り上がっている町中に繰り出す。道路脇には露店が建ち並んでいるだけでなく、各商店も店頭販売などを行っており、コンビニも店頭で唐揚げやコロッケなどを販売している状況。とにかく人通りが異常に多いので、各店ともこの商機を逃さじとばかりに必死である。

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四条通は人で一杯

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長刀鉾が遠くに見える

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長刀鉾

 有名な長刀鉾なども据えてあり、その辺りからはトンチキチンという鉦の音が聞こえてきているのだが、この辺りが人混みが一番ひどく、一方通行になっているのだがつかえて前に進めない状態。かといって一方通行なので逆戻りも禁止。ここを抜けるところでどっと疲れてしまったので先に進む気にもなれずに引き返すことに。暑くて仕方ないのでホテルの近くで宇治金時ドーピング。結局は祭りを楽しむと言うよりも疲れるだけだった。

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結局はこれを食べただけ

 部屋に戻るとベッドの上でゴロゴロ。結局この日はこの後はこのようにダラダラと過ごすことに。

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ホテルの窓からの風景