翌朝は8時頃まで爆睡。昼食を摂るととりあえず朝風呂を浴びて寝汗を流す。後はチェックアウト時刻の11時までぼんやりと過ごす。今日の京都市響の公演は2時半からだから時間に余裕がある。それまでどうつぶすかが難問だ。何しろこの時期の京都は、表を歩くだけで体力を異常に消耗するから。
四条でラーメンを昼食に
とりあえず11時にチェックアウトすると、すぐに昼食を摂ることにする。立ち寄ったのはホテル近くのラーメン屋「一風堂」。「赤丸新味のチャーシュー麺」と「一口餃子」を注文。
豚骨の博多ラーメンに味噌を加えてコクが出るというタイプ。なかなかにうまいラーメンである。また餃子の方も良い。これは今後とも使えそうな店である。
昼食を終えると、そのまま近くのネカフェに直行。結局はそこでそのまま、開場時間前まで時間をつぶすことに。今日は昨日ほど暑さはひどくないが、やはり外をうろつき回るだけの体力がない。
1時半頃までネカフェでつぶすとホールに向かう。ホール内は結構な混雑である。
京都市交響楽団 第615回定期演奏会
[指揮]川瀬賢太郎
[S]小川里美 [Ms]福原寿美枝 [T]藤田卓也 [B]妻屋秀和
[合唱]京響コーラス
ヴェルディ:レクイエム
レクイエムと言いつつ、さすがにヴェルディと言うべきかかなりドラマチックな音楽である。川瀬はそれをさらにドラマチックな表現で聴かせてきた。京都市響の演奏も川瀬の指揮の下でピリッとした演奏となっている。打楽器が大爆発する怒りの日などは死者が棺桶を蹴飛ばして起き上がりそうな勢いである。
ただそれに対して合唱の方がいささかグチャグチャした印象を受けた。ソリスト陣は頑張っているのだが、どうも合唱陣はもう一歩のキレが欲しかったところ。
場内は大盛り上がりだったが、私はどうもそこまで熱狂できなかったところがある。どうも最近の京都市響の演奏はそういう印象を受けることが多い。それにしても「怒りの日」を聴くとどうしてもエヴァを連想してしまう。これだと「碇の日」だ。
コンサートは4時には終了。帰宅と相成ったのである。しかしやはり疲れたな。