徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

METライブビューイング マスネ「サンドリヨン」

 昨晩はかなり爆睡をしていた。目が覚めたのは6時半頃。起床すると買い込んでいたおにぎりが朝食。朝風呂を浴びてさっぱりしてからテレビをボンヤリと見つつ身支度。9時前にはチェックアウトする。

 さて今日の予定だが、METライブビューイングを見に行くだけ。目的地は例によっての大阪ステーションシティシネマ。どこかで軽く朝食を摂りたかったがその時間と店がなかったので、結局は例によって割高のホットドックを劇場で買うことに。

 今回はいつもよりも大きめのシアターが割り振られていたようだ。しかしそれでも7割方は埋まっていた。意外に入っている。

METライブビューイング マスネ「サンドリヨン」

指揮:ベルトラン・ド・ビリー
演出:ロラン・ペリー
出演:ジョイス・ディドナート、アリス・クート、ステファニー・ブライズ、キャスリーン・キム、ロラン・ナウリ

 シンデレラのオペラと言えば、先日に「チェネレントラ」を見たところであるが、マスネの「サンドリヨン」はよりおとぎ話要素を前面に出している作品である。「チェネレントラ」に見られた説教臭さのようなものがこちらはない。

 ロラン・ペリーの演出はその物語を終始徹底したおとぎ話として盛り上げることに注力している印象。というわけで出演者の方もいかにそのおとぎ話を壊さないかが要求されるのだが、そういう点ではキャスリー・キムの妖精は実に見事であった。まるでディズニーファンタジーのような世界に載せつつ、圧倒的なソプラノを披露していた。

 ジョイス・ディドナートのメゾソプラノもなかなかに圧巻。王子・アリス・クートとの二重唱の美しさなどは見事なものであった。

 ビジュアル的にはステファニー・ブライズのマツコ・デラックスを凌ぐかというような巨体が妙なインパクトを持っていた。これはコメディ的には良いのだが、主役自身もどうしてもシンデレラ姫と言うにはガタイのごつさが肩出しドレスを着た場合に目立ってしまうと言うのはオペラ特有の難点。やはりオペラ歌手は体自体が一種の反響装置なのでガタイのごつい方が多いが、アップになるとそれがまともに出てしまう。この辺りは舞台と映画の違いであるとは言える。

 

 これで全予定は終了。昼食を摂ってから帰ることにするが、ここのところの暑さのせいかどうもバテバテで遠くまで食事に行く気もしない。結局は大丸レストラン街の「ル フィガロ」「エビフライ」を頂くことに。

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ル フィガロ

 どうも昨日の夕食と同じようなメニューになってしまった。有頭エビのエビフライは味はまずまずなのだが、ライスをつけて1780円という価格は、やはりどうしてもCPの悪さが際立ってしまう。どうも最近は新世界界隈をうろついているせいか、食事のCPがやけに気になるようになってきた(手元に金がないことも大きな理由だが)。

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海老フライ

 昼食を終えるとJRで帰宅したが、やはりどうにもバテバテで、結局は家に帰り着くまで爆睡状態だったのである。