徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

腱鞘炎、再発。

 先月辺りから両手の小指の付け根に痛みが出ていたのだが、昨晩にとうとう動かさなくても痛みがある状態になってしまったので整形外科に通院することにした。

 そもそも公私共にPCに貼り付いての入力作業が多いので、腱鞘炎は職業病のようなもの。その上に私自身が炎症体質なので、この手の病気は発病しやすい。20年ぐらい前に右手の手首を腱鞘炎(いわゆるドケルバン病)で手術して以来、両手の指が順番に腱鞘炎を発症しているような状態で、その度にクソ痛い注射(炎症を起こしている腱鞘部分にステロイドを注入するのだが、手のひらに太い注射針を刺されて、患部を探りながら薬を入れるので死ぬほど痛い)を打たれていた。

 今回もほぼ間違いなく腱鞘炎だろうとは思っていたが、左右の小指に同時期に対称的に痛みが発生したことから、リウマチの可能性も否定できないのでX線の検査を受けた。その結果は骨には異常はなく左右同時の腱鞘炎(右の方が悪い)との診断。

 注射を打たれるかと思っていたが、左右同時に注射できない(ステロイドの注射は1本打つと最低3ヶ月は間隔を開ける必要がある)ことや、まだばね指が出るほどひどくなかったことなどからだろうか、今回はマイクロ波を当ててから薬(要は湿布薬のようなもの)でしばし様子を見るということになった。

 今日は年末のせいか整形外科のリハビリコーナーは大混雑だった。人間が長寿命化しているが、関節の方はそれに対応できる仕様になっていないのだろう。かく言う私の関節もガタガタである。今回の腱鞘炎なんて「またか」という感じだが、もし私がピアニストのような高度な職業だったら演奏家生命に関わる病気であったろう。私は10年前に肩関節周囲炎(いわゆる四十肩)で投手生命を失い、さらに膝蓋腱炎(いわゆるジャンパーひざ)でバレーボール(バスケットボール)選手生命を失い、上腕骨外側上顆炎(いわゆるテニス肘)でテニスプレイヤー生命を失った。もし私がアスリートだったらとっくに何度か死んでいる状況だが、幸か不幸か私はアスリートとは対極の位置にいる人間である(笑)。

 とにかく一番の治療は「動かさない」という保存療法だが、それがままならないのが本音。そもそも仕事のことを抜きにしても手を動かさないって可能か?