徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~第9話

唐突に黒幕の登場か?

 いきなり真犯人っぽい影が唐突に登場したようです。黒幕は勇者カノン関係なのは間違いないですが、勇者カノンその人ではなく、その背後にいた魔族殲滅にこだわる強行派の人物ってとこですか。そして彼がカノンを封じて無力化し、歴史を改竄して人間界を乗っ取り、ひいては再び魔族と人類との全面衝突を起こして魔族を殲滅することを狙っている・・・こんなところですかね。いかにも原理主義者的な人物です。人間原理主義者とでも呼ぶべきですかね。今の世界でも異教徒と共存ではなく、異教徒を完全殲滅しない限り世の中の平穏は訪れないと考えているような輩はいますから。

 ただこれは私は本来の原作を読んでいないので(あえて読む気もないでけど)、断定的なことは何も言えないのですが、いかにも取って付けた結論のような気がします。原作には関係ないアニメ独自のオチをつけるために引っ張りだした結論という気が強くします。1クール13話(もしくは12話)で一応の結論をつけようとしたらそういう展開しかないでしょうけど、小説として今後も引っ張るつもりの作品だったらもう一ひねりも二ひねりもするでしょうし、黒幕っぽい輩の登場があまりに唐突でここまで伏線が一切ないですからね。だからいかにも取って付けた感が強い。もっともそうだとしても、アニメ作品を完結させようと考えているんだったらそれはそれで正解でしょう。原作ファンから「こんなんじゃない」という不満は出るかもしれないですけど。

   
原作はまだ進行中のようです

 今回新キャラとしていきなり巨乳のボク女が登場しましたが、ありそうな展開としては、実は彼女が能力を奪われた勇者カノンの本質の転生ってとこですかね。あえてボク女設定にしているのと、最初からアノスに好意的な辺りがその伏線ってことで。次に会う時には友人としてってのとも符合することになりますし。だとしたらアノスもそのことは薄々感じているってところか。

 

作品としてまとめに入った印象

 あくまで原作を全く知らない私の勝手な推測ですが、これがアニメ独自のオチだとしたらこれからの3~4話の間の勇者学園との交流戦の時に黒幕が登場し、魔王様がそれを完全撃破して目出度し目出度しという結論になるでしょうし、これが原作通りの展開なんだったら、勇者学園との交流戦でアノスは相手チームを撃破して一応のエンドになるが、その背後にいる黒幕の存在は匂わせるだけで中途半端に終わるって結論になるでしょう。まあアニメ独自のオチをつけるのではと私は推測してます。今時はもし作品が好評で続きを出すってことになれば、前作でのオチはなかったことにして原作通りの展開で続けるなんてのはごく普通にやられてますから。

 私が原作者なら、この設定だったら最終的にはアノスが勇者カノンの転生者とさらには精霊界のトップの転生者(ミサがそうである可能性が匂わされている)と神界のトップの転生者(もしくは本人そのもの)を引き連れて、この魔界と人間界と精霊界と神界が互いに争うような構造を作り上げた根源である存在と戦うというような展開に持っていきますね。今のままだとアノスがあまりに無双すぎてストリートとしてしんどいので、アノスがそれなりに苦労して撃破するべき相手としたら、その上の立場の超越者しかいないですから。そして「我の手駒に過ぎぬ貴様らが、創造主たる我に刃向かうというのか」「俺たちがいつまでも貴様の手駒として思い通りに動くと考えていたら、それは大きな間違いだ」と持ってくる。まあ完全に私の勝手な妄想ですが。

 で、今回の内容ですが、どうも最近登場が少なくて存在感が薄くなっていたサーシャ救済の回になってます。例によってバリバリお約束のツンデレキャラが炸裂しているという内容。今回アノスがサーシャに「自分の魔眼が行き届かない時には、変わってお前がみんなを守れ」と言っているのは伏線でしょう。今回は唐突に他の仲間を鍛えるということを行っていますし、今度の交流戦はそんな簡単なものではないとアノスが考えていることを匂わせてます。黒幕の登場をアノスが感じているということでしょう。今回登場したカノンの3番目の根源君とやら程度の三下だったら、束になってかかっても魔王様にかかれば指先一つでダウンでしょうから。

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