徒然草枕

クラシックのコンサートや展覧会の感想など、さらには山城から鉄道など脈絡のない趣味の網羅

魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~第10話

新キャラをクールに温かく見守る慈愛に満ちた魔王様(笑)

 いよいよ勇者学院との対抗戦ですが、その前に3回生主席のリーベスト・エイミーなる新キャラが登場。これがアノスに対して敵意剥き出しで迫ってきますが、例によってアノスが軽く一蹴。ただ今までの皇族派の連中との違いを感じたのか、アノスはそれとなく担任にリーベストがどういう奴であるかの探りを入れています。その結果、彼が真面目な努力人であるということが判明。またアノスに対する敵対心は、始祖に対する尊敬の気持ちの強さから、自ら始祖を名乗るアノスを許すことを出来ないということが大体分かる。すると明らかにリーベストに対して慈悲を見せる魔王様。全くこの魔王様は傍若無人でいて実に慈愛に満ちた魔王である(笑)。

     
この作品も「原作読め圧力」が半端ない

 リーベストが自ら志願したこともあり、初戦はリーベストの班が戦うことになる。この時のアノスの様子がまあお手並み拝見という雰囲気だが、明らかにリーベストが担任のメノウのために戦いに臨もうとしているのを感じて、その意志を通してやっているわけです。アノスは自分に対して敵意剥き出しだったエミリアに対しては徹底して叩きつぶしていましたが、自分に対して敵意を示さず公平に接するメノウについては尊重している姿勢を見せてます。この辺りも「慈愛に満ちた魔王様」なんだよな・・・。

 で、お約束通りリーベストの班は勇者学院の卑劣な罠にかかって惨敗する羽目に。それでもアノスのことを拒もうとするリーベストに対し、アノスはメノウのことを持ち出してあっさりと説得。リーベストは後のことをアノスに託す。この辺りもやはり「頑固ではあるが根は良い奴」というのを垣間見せてます。そしてそういう輩には徹底して情けを見せる「慈愛の魔王様」。

 

ちゃっかりミサを口説いていた?レイ

 レイはやはりかつてアノスの右腕の転生ではということを強く匂わせており、彼自身もそれを自覚しているようですが、あの性格ですから「そうであってもなくてもどうでも良い」というような様子。実に飄々としてします。その一方でしっかりとミサに接近している。ミサはアノスファンクラブの筆頭ですが、アノスの両脇にはサーシャとミーシャがしっかりガードしていて入り込む余地がないですからね。そんなところにああいう「優しい男」が現れたら当然のようにそちらに靡くというわけで(笑)。それにしても一つだけ分からないのは、レイの方はあれは口説いていたつもりなんでしょうか? そのつもりなしでああいうことをやっちゃってる可能性もこのキャラの場合はあるからな。もっとも彼は母親の件でミサに感謝しているのは間違いないが。

     
コミック版もあり。結構クセ絵だな。

 

さて交流戦と勇者学院の陰謀はどうなる?

 次回は交流戦2回戦ということになりますが、あのカノンの根源を受け継いだという三人衆、普通に考えてアノスにかかれば指先一つでダウンでしょう。だから何やら隠し球を持っている模様。「あれ」というのは、恐らく勇者の根源を引いた彼らよりももっと上位の存在でしょうね。しかしあの様子から察するに、何らかの理由で正気を失っているなんてことが考えられる。つまりは禁断のバーサーカー。

 で、先週登場したエレオノール・ビアンカが何らかの形でかんでくることが予測できるんだよな。私が考えるのは前回でも言った「彼女は力を奪われた勇者カノンが転生した姿」というところ。もしかしたらミーシャとサーシャが分離させられたように、カノンの根源から人格と能力を分離させるなんてことがなされた可能性がある。そして彼女はカノンの力を受け継いだ者達が暴走している現状を悲しく思っている。また今の勇者学園があの陰険教師に代表されるように、魔族を根絶することを目指しているということに強い疑問を感じている。という辺りかな。

 にしても、後2,3回でこの作品が終了なら、アヴォス・ディルヘヴィアの正体までは迫らず、勇者学園の背後で見え隠れする陰謀を粉砕する程度で終了かな。下手すると交流戦で勝利するところまでで、この陰謀の正体さえも有耶無耶になる可能性がある。それともこの作品は2クール? まあどっちにしてもまだ原作は進行中のようだし。

 

次話はこちら

www.ksagi.work

前話はこちら

www.ksagi.work